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1日目の夜

またまたまたまた見に来てくれた!

ありがとうございます!

『かんぱ〜い!』

2人の声が夜の宿に響く

サーシャはコップを持ち一気に飲み干す

「かぁ〜うめぇな…」

ツァールトは、ちょびっと酒を飲みサーシャを見る

「あまり飲みすぎるな…前に吐いたことは忘れておらんからな?」

サーシャは笑いながら自分のコップに酒を注ぐ

「いいじゃん、いいじゃん!前のことは前の事〜…今日は初めてのお客さんも来たしお祝いだよ〜」

サーシャは、まだ酒が残っているのにも関わらずツァールトのコップに酒を注ぐ

「おい…まだ俺は完全に飲みきってないだろ…」

呆れながらも酒を飲むツァールト

サーシャは、おつまみの干し肉を食べ始める

その時、ふとサーシャは干し肉を1個掴むとツァールトに近づける

「ほら…お前、今日は色々頑張ってくれたし…私からの感謝…」

ツァールトは少し動揺する…だがサーシャの顔を見て理解する

コイツ(サーシャ)…酔ってる!)

サーシャは顔を赤くしながらニヤニヤしている

「ほれほれ…口を開けろ…」(ニヤニヤ)

サーシャは机から体を乗り出し干し肉をツァールトに押し付ける

ツァールトは渋々、口を開けるとサーシャが押し付けてきた干し肉を食べる

「あはは〜…食べた食べたぁ〜!」

サーシャは酔っ払いながらも満足そうに笑っている

ツァールトは少し顔を赤くし酒で誤魔化そうとする

「はぁ…お前は酔っ払うと面倒くさいな…」

ブツブツと独り言を呟いているとサーシャが机に突伏する

「あは…は…私ぃ〜、お前と出会えて良かったわぁ…」

ツァールトは、サーシャの突然の言葉にビックリするがすぐに言葉を返す

「我も…良かったと思うぞ」

沈黙が部屋に訪れたあと…サーシャの顔色が悪くなる

「うっ…き、気持ち…悪…」

「なッ!?ま、待て!ここで吐くのではない!」

「うぅ…もう…無理…」

開業1日目の夜…宿は1日にして汚れてしまった


祝賀会としてツァールトとサーシャは2人で酒を飲んでいたがサーシャは案の定、吐いてしまった

全く…酒が好きだけど酒に弱いのは良くわからないな…

ミッテルロジーは、1日で汚れてしまいましたね…

次回で会いましょう

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