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零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


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第98話 体当たり

特攻とは言っても、その実情は航空機を利用した体当たり攻撃でしかない。その為、乗員に敵を倒す為の空戦(ドッグファイト)の技術など、必要もなくとにかく敵部隊をめがけて突き進むだけの事をすれば良いのである。航空機がこの様な使い方をされるとは恐らく誰も想像していなかった事であろうし、どんなに時代が進もうとも航空機をこの様な作戦に用いたと言う事実は変わる事は無い。神風特別攻撃隊等とカッコつけた名前をつけているが、その実情は敵艦船及び敵艦隊への体当たり(自爆)攻撃でしかない。特別どころかこんなにも原始的な作戦をとる事しか出来なかった日本軍は言うまでもなくレームダック(死に体)であった事は誰の目にも明らかであった。日本海軍の特攻作戦関連による戦死者は4400人余り。その数は決して少なくはないだろう。神風特別攻撃隊は米軍にもカミカゼと言う略称で認知されており、最新兵器を作り出す(VTヒューズ)要因になった。およそ欧米の人間からは考えられないクレイジーな作戦だった。

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