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零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


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第90話 一握りの一握り

三段重ねの防御網に敵戦闘機による防空網。これらを潜り抜けて無事敵艦隊に突入出来た特攻機は、直掩機の情報でも10~20%程度のものでしか無かった。一握りの一握りと言う表現が正しいのかも知れない。特攻機に対する耐性が米軍に出来上がって来る頃には、もう成功率とかそう言う話以前の問題になっていた。それでも特攻作戦を実行する側も、される側も必死になっていた事は確かで、米英軍は「クレイジーな奴等だ。」と言っていたし、日本側も「特攻は統率の外道。」と言っていた事からも分かる。現在に至るまで戦闘機に片道燃料と爆弾を積み込み敵部隊に自爆する、いわゆる特攻を仕掛けた国は日本以外にはない。以前も触れたと思うが、民間機をハイジャックしてWTC(ワールドトレードセンタービル)に突っ込んだテロリストと日本海軍航空隊や日本陸軍航空隊の行った特攻作戦は似て非なるものである。いわゆる特攻作戦はあくまで米軍の軍艦を狙った物が主である。決して民間人は巻き込まなかった。自爆テロの先駆けになった可能性はあったが、民間人を巻き込む自爆テロと軍人のみを自爆攻撃の対象とした特攻とは似て非なるものである。

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