表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

56/121

第55話 無事これ名馬

無事これ名馬→無傷で戦場から戻る事が出来たと言う事は、乗っていた馬が名馬だったと言う証である。と言う意味だったと自分は捉えているのだが、零戦にも同じ事が言えるのではないかと思う。無傷で戦場から帰って来ると言う事は、パイロットの腕もあるが、乗っていた零戦の性能が良かったからと言う事もあるだろう。つまり、無事これ名馬なる無事これ名機なのである。最も天下無敵を一時は誇った零戦も次第に研究され米軍の戦闘機の性能上昇により撃ち落とされ、最終的には体当たり作戦でしか使い所が無くなっていくのは何とも悲しい運命だとは思う。プロペラ式戦闘機では間違いなく最強クラスにある零戦も、エンジン開発の限界で、後継機の開発にことごとく失敗してしまう。それは後発工業国の哀しさであり、日本の技術的な体力の問題が大きかった。そして、名馬を続けて出す事が出来なかった日本に対して、年を追う毎に名馬を出し続けていた米国との差が日本の敗戦を運命づけた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ