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零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


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第49話 銃剣突撃

大日本帝国陸軍の御家芸と言えば小銃にナイフを着剣しての銃剣突撃だろう。肉弾戦の文字通りの白兵戦も良い所である。刀の文化、侍の文化、武士の風習。それらが根強かった日本人にとって地上戦と言うのは、そうした一対一の勝負の延長にあると言う考え方があったのかも知れない。この御家芸も敵の最新兵器の前に悲惨な姿をさらす事も多々あり、現場の兵士の評判は良くなかった。欧米からはこの御家芸を「バンザイアタック」、バンザイ突撃等と言われ揶揄された始末である。しかし、陸戦の基本はどんなに兵器が発達していても、白兵戦であるが重武装、銃火器等フル火力で待ち構えている敵に、肉弾戦を行うのは自殺行為だ。そうした冷静な戦略、攻撃方法をしっかり分析しなかった事も日本の敗戦に至った理由の一端はあるのではないだろうか?いや、きっと兵士を大切にしなかった大日本帝国陸海軍にあっては、細かなストラテジーにまで指示を出した指揮官は少なかったのであろう。

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