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零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


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第45話 徴兵逃れ

大日本帝国陸海軍では、20歳になると検査で不合格になった場合を除いて徴兵される徴兵制度を志願兵獲得と同時に行っていた。志願兵と異なるのは、自分の意思が関係していないと言う事である。その為、兵力(人数)を確保する事は容易いが、集まる兵隊の士気は低く、能力も劣る。そして、徴兵制度には不合格になった者は採用しないと言うルールがあった為、そこを悪用する者が現れていた。徴兵逃れはその最たるものであろう。徴兵と言うと、家族や町人から大手を振るって万歳三唱をされたりして送り出される様なばかりがクローズアップされるが、現実はそればかりではない。わざと健康を害する様な行為をしたり、職業野球(現在のNPB )に行ったり、あの手この手で徴兵逃れをしようとしていた者がいたと言う事もまた事実である。無論、非国民と呼ばれる事等とうに覚悟していただろう。だが何よりもそんな罵声より自分の命が惜しかったのは言うまでもない。実際どの程度の人数が徴兵逃れをしていたのかは分からないが、一人や二人の話ではない事は確かである。

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