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零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


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第37話 叩き上げ

エリートと非エリートと言うものはどの世界にも存在するがそれは大日本帝国陸海軍にもそれは存在する。海軍ならば、海軍兵学校→海軍大学校。陸軍ならば、陸軍士官学校→陸軍大学校。と言うコースを辿る人間をエリートと呼ぶ。海軍大学校や陸軍大学校には行かなかったが海軍兵学校や陸軍士官学校は出たと言う人間も一応エリートにあたるが、海軍大学校や陸軍大学校を出たエリートに比べれば一段ランクは低いエリートになってしまう。非エリートはそれ以外の大多数の兵士の事を指すが、その彼等を最大限の賛辞のフレーズがある。"叩き上げ"である。日本陸海軍、特に海軍では叩き上げ兵士の活躍が目覚ましかった。撃墜王と呼ばれる海軍航空隊のエースのほとんどは兵隊・下士官上がりの叩き上げの兵士で戦闘経験の豊富さが、彼等をその地位に押し上げた。大日本帝国陸海軍の栄枯盛衰を支えたのは間違いなく非エリートの叩き上げのエース達であった事は言うまでもない。日本はこの当時下士官の質が世界一とも言われていたが、あながち間違ってはいなかったのかも知れない。日本は有能な下士官を生み出す事に関しては天下一品であった。

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