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零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


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第34話 空母の時代

長らく世界の海軍に根付いていた、大艦巨砲主義を亡きものにしたのが、戦闘機とそれをキャリーする航空母艦であった。奇しくもそれを世界で初めて実戦で証明したのが、日本海軍によるパールハーバー作戦であった。つまり日本は自ら空母の時代の幕を開けたのである。にもかかわらず、大戦末期に戦艦大和を沖縄特攻に援護機無しで向かわすなど、曖昧な作戦をとってしまう事になる。空母の登場は第一次世界大戦の時代だったが、当初は艦上戦闘機の性能が低いせいもあって、あまり注目された兵器では無かった。現在は原子力空母に勝る兵器は原子力潜水艦や核ミサイル位である。そして空母や敵地を効率的に攻略する為に開発されたのがミサイルや核兵器である。後にも先にも空母同士の艦隊決戦を繰り広げたのは、日本と米国だけである。時代は大艦巨砲主義の超弩級戦艦大和ではなく、機動力に優れた航空母艦(空母)を選んだのである。そして大戦の趨勢すうせいを決めたのも日米の空母機動部隊による艦隊決戦であった。

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