表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/121

第28話 整備兵は備品

搭乗員が消耗品ならば、整備兵は備品だそうである。搭乗員の様にどんどん減っていく様なものではないから、整備兵など、一定の技術を身に付ければ長い事使える。とでも大本営参謀は思っていたと考えられる思考である。当たり前の事だが、戦闘機や航空機は精密機器の塊である。いくら優秀なパイロットがいても、整備兵がいなければ何度も何度も飛行出来ない。同じ様に、戦車や戦艦も陸海空を問わず軍隊には、整備兵が必要なのである。流石に兵器を使わなければ、戦にはならない為、作戦のお粗末だった昭和の帝国陸海軍でさえも、整備兵は豊富に用意していた。航空兵の様な第一線部隊で戦う兵士より待遇は悪く、備品と呼ばれるなど悪名が高い兵種であった。大東亜戦争を5年近く戦えたのは整備兵と言う隠れMVPがいた事は確かである。大日本帝国陸海軍の人名軽視はいつから始まったのか?健軍以来多くの戦争を戦ってきたが、少なくとも明治・大正時代と昭和の帝国陸海軍では人命軽視の度合いが異なる様に感じる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ