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零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


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第17話 猛者

この時代の戦闘機乗りは5機落とせば猛者と呼ばれていた。それ位、プロペラ機とは言えども敵機を撃墜する事は易しい事ではなかったのである。そんな中でも、日本海軍航空隊には特段に多くの敵機を撃墜した撃墜王が多くいる。坂井三郎さん、岩本徹三さん、この二人は正真正銘のエース。西澤廣義さんはラバウルの魔王と呼ばれ、片道切符と呼ばれた地獄のラバウルでその名を轟かせていた。また、笹井醇一さんの様に海軍兵学校出身のエリートでありながら、撃墜王になった人もいる。もちろん、笹井さんの様なケースは稀で、ほとんどの撃墜王は一兵卒からの叩き上げで、主に予科練や操練出身の下士官搭乗員であった。坂井さん、岩本さん、西澤さんは、それぞれ200機近い敵機を一人で撃墜していたのだから、その凄さが分かるのである。ただ、その中で戦後まで生き残った人はそこまで多くない。そんな日本海軍航空隊の撃墜王に名を連ねた人達が愛してやまない機種が零戦であった。様々な戦闘機が開発され、実戦投入されて行ったが、零戦程ドッグファイトに適した機種は無かった。

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