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零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


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第101話 特攻の流れ

軍によって形だけの特攻への意思確認が行われ、(全員志願と言う形に強制させらる。)まず特攻要員となる。その特攻要員の中から出撃直前に選ばれて初めて特攻隊員となれる。これが大まかな特攻の流れである。軍が形だけの意思確認を行ったのには訳がある。軍の規則では、軍が特攻特攻を直接強制させる事が出来なかったからである。そこで形だけの意思確認を行い、自らの意志で特攻へと参加させた様に見せかけたのである。その特攻への意思確認でNOと仮に答えてしまうと、鉄拳制裁や激しい暴力の末にYESと書かせられる。百々のつまりが、特攻へと志願した人間は恐らく半数いたかいないかと言うのが実態であった。いくら国の為とは言え、確実に死ぬ事が分かりきっている作戦に参加したい人間など、よほど生き急いでいるか、自殺願望がある人間しかいないし、そんな人間は既に戦死している。それでもその強制された特攻に対して不平不満を言う事なく、それを受け入れ任務を見事に果たした特攻隊員は崇高な存在である。

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