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零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


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第99話 五二型

零戦には旧式の二一型と新しいとは言え、少し改良しただけの五二型が存在する。以前にも書いたかも知れないが、零戦の後を任せる事の出来る後継機が日本に誕生していれば、もう少し戦況は変わっていたであろうし、特攻に零戦を使うと言う事をしなくては済んだかも知れない。二一型よりは五二型の方が優れているが、後継機と呼べるほどの飛躍的な進歩は見られなかった。第二次世界大戦後期から末期には零戦の性能を遥かに上回る機体が登場した事は既に触れている通りである。コルセア、ヘルキャット、ムスタングしかりである。米軍と言うよりは米国の国力があってこそ成し得た事であり、国力の全く違う相手と国家総力戦を長期間戦い続ける事になってしまった日本の戦略が不味かったのであろうと思う。零戦は確かにケタ違いの名機であるし、戦後の日本の航空機産業にも大きな貢献をしている。しかしながら、零戦の後継機が出来なかったのは、日本人の技術的体力が無かったからである。

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