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零(ぜろ)からの挑戦  作者: 佐久間五十六


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第9話 分解整備

この零戦の発動機は飛行100時間を目安に分解整備をする事になっていた。勿論、目安であるから、100時間を越えても直ぐにエンジンが止まると言う訳ではないが、出来る限り零戦を長く戦場で飛ばす為にはきっちり100時間で分解整備するのが望ましい。ひとえに分解整備と言ったって汚れを落としたり油を追加してやったり、と言った他の航空機のエンジンの分解整備と大差はない。戦闘機と言うものは何もパイロットだけで飛ばせるものではない。優秀な整備兵とパイロットが一つになる様なイメージで飛ばすものである。搭乗員(パイロット)は消耗品、整備兵は備品。等と言った愚かな考え方をしていた大本営のエリート参謀達にしてみれば、前線で戦う兵士の命など、そんなものはどうでも良かったのである。兵器は戦闘機に限らず艦船であろうが、戦車であろうがその時代の最新の工業力やテクノロジーの粋を集めたものばかりである。その為どんなに強大な兵器でも整備は必要なのである。

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