ぶっ飛び脳外科医! 小久保エライザが、医療の世界をひっくり返す!
実際に私も入院した。患者にいつも寄り添っているのは看護師。看護師は、いろんな医者の診察の様子も性格も知っている。患者が看護師を選び看護師が医師を選ぶとしたらどうなるだろう。この物語が、いつも時間に追われ働いている看護師の皆さんのストレス解消に役立てば、幸いです。
過酷すぎるコロナの看護生活、自分の感染を期に退職した早紀。看護学校の同期のつばさからLineが来た。
早紀:今どこ
つばさ:沖縄
早紀:??なんで
つばさ:ケラマ病院で看護師
早紀:ケラマ??
つばさ:沖縄の離島、海がきれいでダイビングスポット
早紀:よくそんなとこ見つけたね!
つばさ:ネットの看護師専門の求人サイト”エンジェルライフ”
早紀:エンジェルライフか、見てみるは
早紀はネットで検索してみた。様々なリゾート地の素敵な写真とともに”リゾートで働いてみませんか”とあった。セブ、プーケット、モルディブ、沖縄や北海道。変わりどころでは三重県阿曽浦の漁師の自宅に民泊なんてのもあった。全て看護師専門の求人で地元の病院や療養所で働く。
その中で、
渥美半島サーフ天国!渥美病院! 食の竜宮城 渥美半島へようこそ!
海外はちょっとハードル高そうで、離島も漁師の自宅の民泊も・・・
町にも近くてサーフィンはやったことはないけどプロサーファーの五十嵐カノアはお気に入り、オリンピックでカノアを見たくて行ったことがあった。月給20~50万円 週休二日 と、高待遇だ。
とりあえず、資料請求のボタンをクリック
1週間後、早紀は田原市の駅に着いた。病院の迎えの車が待っていて初老の運転手さんが迎えに来ていた。とりあえず、寮に案内された。窓からは海は見えずちょっとがっかり。翌日からの勤務で、まずは、荷物の整理と地元観光ガイドのチェック。ネットもつながるし、まあ、良しといったところか、ネットのグルメサイトを見ながら早紀は、うとうとしていた。突然早紀の携帯が鳴り出てみると、
あさこ:小久保早紀さん? 看護師長の小久保あさこです。今、寮ですか?病院まで来てほしいんですけど。
早紀:わかりました。
仕事は明日からのはずだが、説明でもあるのかと、なにもたず病院へ向かった。
あさこ:あっ小久保早紀さんね。この町は小久保が多いから早紀さんって呼ぶね。
早紀:ああつ はい よろしくお願いします。
あさこ:佳代子! 早紀さん着替えさせて!
佳代子:はいはい 早紀ちゃんこっちの部屋に来て。
早紀は佳代子に連れられて別の部屋で着替えさせられた。ちょっと大きめの看護服に防護服、マスクにマスクシールド、肘まで伸びたゴム手袋といきなり完全戦闘態勢となった。仕事は明日からなのに??研修か??
佳代子のもとに合流するとストレッチャーの患者さんが運ばれてきた。ストレッチャーから起き上がると初老の患者さんは早紀を見つけると、(老人は、小林元且 通称、元さん)
元:おっつ 新人だな 早紀を見つけて笑顔で自己紹介した。
元:小林元且です。よろしくね しばらくお世話になります。
早紀:あっつ 小久保早紀です。よろしくお願いします。
とあいさつしながら・・・救急患者と自己紹介?? やっぱり研修か?
あさこ:佳代子!元さん、いつもの部屋に連れてって。早紀ちゃんも。
佳代子は、元さんを運ぶ救急隊員を案内し部屋に向かった
部屋に入ると
佳代子:早紀ちゃんカーテン開けて。
早紀:はい。・・カーテンがあけられない・・
佳代子:横の壁のスイッチ!
早紀がスイッチを押すと電動でカーテンが開いていった。
前面ガラス張りでカーテンが開くと目の前に太平洋が広がった。
早紀:私の部屋とは大違いだ。リゾートホテル並みの絶景だ。
佳代子:早紀ちゃんあと頼むね。
と、言いながらめくばせしながら早紀を呼び寄せた。
佳代子:元さんね、常連のリウマチ患者で入院の必要ないけど救急車でやってくる。1年で半年はここの 特別室に入院というリゾート暮らし。新人看護師を付けないとうるさいからあなたが呼ばれたわけ。
早紀:で、私は何をすれば・・・
佳代子:ただ、元さんの話聞いてればOKだけど ときどき触ってくるからひっぱたいて良いから。最初が肝心だから遠慮なくひっぱたいて!最初が肝心!
早紀:えっつひぱたくって・・
患者が、看護師を指名し、看護師が医師やリハビリ担当、料理人を指名する。激務の看護師の皆さんの痛快逆転劇 エンジェルライフ投稿始まります。