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第三章 レスリーの家にて
「ママ、聞いて今日マリアと湖に行ったらねー」
「レスリー、ちょっと声が大きいわよ。お腹にいる赤ちゃんが起きちゃうでしょ。」ママは疲れた声で言った。
「湖で何かあったの?」義理の父は聞いた。
「い、いいえ、大したことは起きてないです。」レスリーはうつむきながら答えた。
その後、みんな沈黙し、静かに夜ご飯を食べた。
「いつ生まれるんですか?」マリアはしばらくしてから聞いた。
「2か月後よ。もう楽しみで仕方ないの!」ママは嬉しそうに言った。
「私、もう寝てくる!」レスリーは突然ベッドに行った。
「どうしたのかしら、あの子…」ママは顔をしかめながら言った。
「まあ家庭がどんどん変わっていくと、大変なんだろうね。少し休ませてあげたら。」義理の父は優しく言った。