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冬童話2021投稿作品

ほしと ぼうやの ピカキラリ

作者: 衣谷強

冬童話2021投稿作品です。

最近気づきましたが、これシーズンイベントで、別に賞とか無いんですね。知らなかった。クリスマスまでなろうラジオ大賞2と同じ感覚で書いてました。

じゃあそれを知って何故まだ書いてるかって? ふっ、そこに読者がいるからさっ(どやっ)。

あぁ! せめて本編読んでから帰ってください!

ゆきのふるひに ピカキラリ

ゆきのあいまを ピカキラリ

ちいさなほしが おちてきた

ぼうやのまえに おちてきた


ゆきってきれいで たのしいね

ニコニコはなす ピカキラリ

あそびたくなって おそらから

ゆきをつたって おりてきた


ぼうやとほしは ゆきのなか

たのしくあそんだ ピカキラリ

ゆきなげあそびに ゆきだるま

ゆきうさぎにひき ならべたよ


ゆきがやんだよ ピカキラリ

たいへんたいへん かえれない

おそらはとおい くものうえ

ほしはしくしく なきだした


だいじょうぶだよ ほしくんは

ぼくがおそらに かえすから

なみだをふいて ピカキラリ

それまでいっしょに くらそうよ


だけどほしくん くびをふる

ぼくはおそらに いなければ

ぼくのひかりは ピカキラリ

きえてそらには もどれない


きみのひかりは ピカキラリ

どれくらいなら だいじょうぶ?

たぶんふつかか みっかほど

それまでにゆき ふるかなぁ


くものきれまに おつきさま

ひかりのてのばす ピカキラリ

しょうのないこだ ほしくんは

わたしがそらに かえしましょう


あぁありがとう おつきさま

さよならぼうや ピカキラリ

きみとあそんだ ゆきのひを

おそらにいっても わすれない


さよならさよなら ピカキラリ

ぼくがおおきく なったなら

ロケットのって おそらまで

きみをさがしに いくからね


だからおねがい ピカキラリ

ほしにねがうよ ピカキラリ

ぼくをおもって なかないで

ぼくをえがおで まっていて


よるにまたたく ピカキラリ

ぼうやのねがい ピカキラリ

かなうといいな ピカキラリ

ピカピカキラリ ピカキラリ

読了ありがとうございました!

今回は定型詩みたいな形式に挑戦してみました。なろうラジオ大賞2の千文字制限もそうでしたが、縛りプレイ意外と好きみたいです。あ、縄で縛られるのは結構です。

連載中の『小心騎士と竜の娘』を毎日更新にするべくあれこれ調整しているのですが、そんな疲れた心に童話は良いですね(現実逃避)。

それではまたふらりと書きに参りますので、お気が向いた時にお読みください。

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― 新着の感想 ―
[良い点] とても優しい、暖かい物語ですね。 冬の寒さの中、ほっこり胸が温まりました。 小学校低学年くらいの国語の教科書に載せてもいいのではないかと思えるくらい素敵な詩でした。 [気になる点] いつか…
[一言] 一文が短いし、同じリズムが繰り返すので、小さい子でも読むのが楽そうな作品でした。 ピカキラリだけ子供に読ませても面白そうですね。
[一言] 今回は詩のような形式なのですね。口ずさみたくなるリズムが素敵です。 夏ホラーと冬童話は、公式イベントではあるものの、賞レースではないのです。もったいないですよね。公式のQ&Aにあるくらいな…
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