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episode1-2

ロウがヤレヤレと飽きれ気味に溜め息をつき

食卓の席についた頃だ。


リィンリンと裏口のドアベルを鳴らす音が聞こえたのは。


今度はレイが溜め息をつきそれを見てロウが席を立ちドアベルの鳴らした相手を出迎えようと

するがレイに『俺が出るから行かなくて良い

どうせ裏の教会の子供達だろう』と言われロウは椅子に座り直す。


レイはそれを見届けると一つ頷いて裏口の戸を開けた。


其処にはやはり子供達が居た。


「お前ら…この時間は飯だろう?教会

抜け出して怒られないのか?」


と飽きれ気味にレイが言うと子供達ははしゃぎながら口を開く。


「大丈夫だよ!!牧師様もレイにぃの所なら

大丈夫って言ってたもん!!」


「あ、いっけないんだ~♪行けないんだ~♪

嘘っぱちは牧師様にお尻叩かれるんだぞ~♪」


「いや…付いてきた時点で私たちどーざいってやつだよ?」


「わかってんなら帰れ…そもそもなんで来るかな…教会の飯があるだろ?」


「「「レイにぃのご飯のが美味しい!!」」」


それにレイは呆れながら溜め息を吐くと

渋々子供達に朝食を振る舞うのだった。






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