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episode1

「おはよう、(カエル)ちゃん昨日は良く眠れたかい?」


昼頃だろうか…日の光が射し込む食卓テーブルに

料理を並べながら白髪の青年が茶色い毛並みの半獣人(ハービースト)の少女へと微笑と皮肉を込めた顔で朝の挨拶をする。


半獣人の少女は呆れ半分にジト目で挨拶と皮肉を白髪の青年へと告げる。


「おはようございます…えぇ良く眠れましたよ…

あの臭すぎる解呪薬のせいで鼻が可笑しくなりましたけどね…それに元々は師匠がヘマして呪術品の素材でも飛び切りヤバイのなんて落とすから…それと今は昼なので…いや、目覚めの挨拶だからおはよう?…」


それを言われると白髪の青年…

レイ=ハインツ・クライスはバツが悪そうに頭をかきながら謝る


「だぁぁっ悪い…それは本当に悪かったって…それとおはようだのこんにちはだのは気にしなくて良い…そもそもロウ…お前は半獣人の中でも夜行性なんだから…挨拶なんて合って無いようなもんだろ?…一応あれは事故だからその分、給料増やしてやるよ。

ほら、機嫌直せ、飯食うぞ飯」


ロウと呼ばれた半獣人の少女…

名はロウ=クライア・ベル

彼女は半獣人の中でも厄介者と見られる事の多い狼人族(ウォルフノイド)である。彼女達の所有する身体能力はさながら新に怖いのはその恩恵(ギフト)…【血乖眼(けっかいがん)】その効果は体のリミッターを全部解除すると言う物だ…中でも狼人族のそれは…時に山河を砕きどんな刃をも弾くとされる龍鱗を砕くとさえ言われる…



ロウはその血乖眼を持つが故に同族にすら恐れられ虐げられたと言う過去を持つが…幸か不幸か路地裏で倒れ身動き出来ないで居る所をレイに拾われた。


始めの頃は不信感からレイを殴る、蹴る、逃げ出してまた倒れる等色々とあったのだが…最終的には行く宛が無いのもあって彼の助手として行動を共にしている…




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