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アンダーワールドクロニクル  作者: 鳩胸 ぽっぽ
私たちの歴史の始まり
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ゲームが届いた!

 夏休み初日の朝。

 私は自分の部屋で眠っているとインターホンが鳴った。それで起こされた私はパジャマのまま扉を開けるとでかいトラックがあり、業者の人が立っていた。


「えーと、アテナ様に荷物が届いておりまして」

「来たか。それ私の部屋に運んでくれる? 二階なんだけど」

「かしこまりました」


 荷台からでかい段ボールをおろす。

 二人で持ち上げており、えっほえっほと階段を登っていく。

 私の部屋につき、段ボールが置かれた。


 業者の人は段ボールをカッターで切り裂き、段ボールを剥ぐ。


 中にあったのは機械だった。病院でよくあるMRIみたいな機械。

 アレは5.5トンと結構重いが、この目の前の機械はそんなデカさのくせにベッド一つ分の重さというバカみたいな軽さを誇っている。


 で、この機械。

 何のために使うのかというと…。


「あと、アンダーワールドクロニクルでございます。ありやとした〜!」


 そう、ゲームをやるための機械だ。

 アンダーワールドクロニクル。去年発売されて人気を博しているゲームだ。

 様々な職業があり、種族があり。プレイヤーそれぞれの物語があるという。


 ジャンルはVRMMO。

 本来はヘッドギアでも出来るが動きやすさなどを加味して結構値段が張るものを買った。総額およそ五百万。

 だってこの機械大会とかに使われるようなやつだし。


「あいつらとは一年ばかし遅れてるけど…。今更私も買ったぞおおお!」


 だがしかし、この買い物したのは親に秘密にしてるんだよな。

 小遣いはめちゃくちゃもらえるぐらいには裕福な家だし別にいいけど…。これは流石に怒られそう…。


 まあ、仕方ないよね。普段から家にいないんだから。私が何をしようたっていいじゃんかねー。

 

「と、その前にあいつらにメッセージでも送っておくか」


 アイツらとは私の友人二人だ。

 天津(あまつ) 三日月(みかづき)という子と串野(くしの) (なだ)という女の子二人だ。

 小学五年生からの腐れ縁だ。


「ゲーム届いた、今からやるっと…」


 そうメッセージを送るとすぐに既読がつき、返信がきた。


『お、なら最初の街で待ってるね〜☆』

『ふふふ、我が強さに驚愕するがいいぞ! アテナよ!』


 アテナというのは私の名前だ。

 アテナ・アゼリア。イギリス生まれ日本育ちの…日本人ではないけど日本人みたいなイギリス人だ。両親が日本が好きで移住してきた。

 父の書斎には日本の国旗が飾られているし母は母で日本の弁護士資格を取り弁護士になって日々法廷で争ったり。

 血はイギリスだけど日本人って感じ。何気に可愛い見た目はしてる。


 髪は金髪でオッドアイ。右目が青で左目が緑。友達からは漫画の住人とか言われている。


 ちなみに英語と日本語どちらも喋れる。祖母の家はイギリスだから夏休みとかはそちらに帰ることもあるが去年死んでしまったのでイギリスには行かなくなった。


「さてさてー、やるか!」


 私はその機械に寝転がった。
















またVRMMOに戻ったぞ…。

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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
― 新着の感想 ―
[良い点] アナザーアルカディアオンラインの方から来ました~ ミキを作った人なら凄い物語が出来るんだろうなぁ…(遠い目) 期待してますね! [一言] おかえりなさい。やはりVRMMOは最高ですよね! …
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