初めてのクエスト
竜達はLevel上げのために難易度の高いクエストを指定してくる技師の所にいった。
そして、技師の家家の前に立つとびっくりした。
なぜなら、ドアからしてもう物凄くボロい
コスト削減なのかは知らないけれど、いくらなんでも、ひどすぎる。
でも入らないわけにもいかないので、テルルがインターホンをならした。
竜:「なんか、インターホンって現実感ありすぎて、ちょっと…」
竜がちょっとした不満をいった。
キル:「言うなよ、それを」
キルが言うと、それに続いてみんながキルと同じようなことを言った。
竜:(みんなやっぱ大人だな~僕だけかこんな事言ってるのは)
そんな事を思っているうちに、ドアがあいた。
すると、ぼろっちぃ白衣を着たおじさんが出てきた。
テルル:「すいません。私達あなたの研究で作り出した、Levelをあげる薬をもらいたいんです」
するとおじさんは鼻で笑った
クロム:「勿論あなたが難易度の高いクエストを指定してくる事は知っています。それでも
やりたいんです」
クロムが言うと、おじさんはドアを開け、部屋の中を指した。中に入れと言っているようだ。
竜達は部屋の中に入った。
すると、物凄く異臭がする。竜は臭いと叫びたかったがそれはいくらゲームの中でも、失礼なので、我慢した。
部屋に入ると、こりゃまたボロい椅子に座らされた。
そして、メニューを出された。そこにはこう書かれていた。
*★の数は難易度です。
・激走龍サタンの尻尾★★★☆☆ UPLevel30
・レッドタイガーの爪★★★☆☆ UPLevel30
・爆撃犬ウルフの討伐★★★★☆ UPLevel40
・金色女神キャサリンの討伐★★★★★UPLevel50
竜:「この中から選べって事か」
クロム:「高いって言っても、限度があるよな
ひどすぎる」
クロムはいった。
テルル:「でもやらなきゃ始まらない」
ラドン:「そうですね」
そして、クエストを受ける事を決意した。
キル:「でも、どれを受けるんだ?」
きるがクロムに質問した。
クロム:「いきなり★5は無理だ。だからまず
激走龍サタンの首を持ち帰るクエをやって、
金色女神キャサリンを次にやる。
これでどうだ?無謀がもしれないが、やって見なきゃ分からない。」
この意見に一同が賛成した。
竜:「みんなが言うやって見なきゃ分からない
これを合言葉にしませんか?」
竜の意見にまたも一同が賛成した。
そうこうしていると技師が早くしてくれという目で睨みつけてきた。
クロム:「あぁ、すいません。決まりました。
激走龍サタンのクエでお願いします。」
クロムが言うと、技師は頷いた
竜:「でも、クエスト場所ってどこなんですか?」
竜がいった。
「サタンの森だ。あいつは自分の住処にしかいかないからな」
喋った。いままで一言も喋らなかった技師の人が喋った。
「俺はクエストを受けてくれるまでは、喋らないんだよ」
クロム:「なるほど、そういう設定になっているってことか」
クロムがいった。
竜:「それより、早くサタンの森にいきましょうよ」
竜がいうと、全員が頷いた。
そして、竜達は、激走龍サタンの首を持ち帰るクエストを受け、サタンの森に向かった。