【プロットタイプ】恥じらいは?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
そんなものはねぇ!! と思っていたんですよ。
だって鏡花だし。
部屋に備え付けの風呂がある時には、絶えず入浴を繰り返すのが鏡花である。気が向いたら湯を張って、飽きたらさっさと出て、居心地の良い場所でゴロゴロと寛ぐ。其れはまるで、毛ずくろいをし終わった猫の様だった。
そして昨日と同様に湯を張り、いそいそと入浴の準備を始めている。
「瑠衣たーん。暇だから話し相手〜」
この話し相手というのは、何もソファやベッドでで寛ぎながら、という訳ではない。あらゆる行動を制限される入浴中の話し相手である。
「リビングでな」
「ヤダー。浴槽で〜。鏡花が何時も話してる様に〜。風呂上がりの若干湿気った体で、瑠衣たんのベッドにフルダイブするよ〜」
「お前、痴女って言われないか?」
此奴に『恥じらい』という言葉は無いのか。と思った人間全てに送る。ない。そんなものは長い付き合いと同時に全て捨て去った輩である。
そして此奴は場を引っ掻き回す事を生き甲斐としている。やると言ったら恐らくやる。ホテルの被害は最小害、俺への迷惑な最大ならば尚の事。
「湯船浸かったらな」
「やりぃ」
掛け流し式温泉の部屋風呂は茶色く濁っていて、女の素肌を隠していた。肩から上だけを湯船から出して、何でもない様に会話を進めている。
「今日のアイメイク、良い感じなんだよ〜。近くで見てご覧よ〜」
「お腹いっぱいだと、寝るか手を出すかの二択だし、其のどちらも我慢するのはしんどいからね」
其れに対して『へぇ』だの『で?』だのと適当に相槌を返していると、ふと思った事がある。
鏡花と旅行に行ったことは一度や二度ではない。大浴場付きのホテルにも何度も泊まった。けれども、こう頻繁に入る事はない。夜に一度、長めに入り、それ以降は何時も部屋で寛いでいる。
「お前、旅行先での大浴場、そんなに行きたがらないよな」
其れは語弊があるか。
「頻繁に入らないよな」
そう言うと、僅かな沈黙の後に、ただ静かに口を開いた。
「落ち着かないんだよ。あそこまで広いと」
よく分からんな。取り残された気分になるという事だろうか?
「あとちょっと緊張する。身内意外の第三者に肌を許すって行為が。其れが例え女性でも」
――ねぇ一緒に入ろうよ〜。
――最近読んだティーンズラブのシチュに、硝子張りの風呂があって〜。
――あ、湯船入った? じゃあ話し相手ね!!
ぐいぐいと身体を押し付けてくる行為。あられもない痴態さえ覚える程の行為。其れに恥じらいなんざ、一切持ち得ないと思っていた。お前はそうでは無いのか。
「メイクも落とさなきゃ駄目だしね。マナーとか、あるし」
「ふぅん」
そう言って、室内飼いの人魚の様なこの生き物に顔を近付けた。濡れてない手で目の真下、少し膨らんだ頬の部分に親指を当てる。言っていた通り、目元周りが自然に色付いている気がする。
「ひぇ」
「なんだ。恥じらいあるのか」
鏡花の悪戯心半分、親切心半分でアプリ共有を無理矢理されてそう。
鏡花の現状と推移を見てみると大抵は合致してるから、『アプリの必要性は?』とは思ってそうな瑠衣たん。
結構本能的なところで生きてる。
瑠衣に対する恥じらいはほぼありません。
過激だろうが、やり過ぎだろうが、そんなのどうでも良い。最終的に脳みそぶっ飛ぶぐらい、全て忘れられればなんだって良い。
今が全て、悦楽で染まればそれで良い。かなり刹那的。
でも瑠衣だけだよね。
露出狂って訳じゃないんだよね。
そもそも本来の性格はかなり繊細だし、それから色々混ざってこんなんなっちゃっただけだし。
だからガードがない状態を嫌がりそう。
風呂とか一番丸腰やんけ?
部屋風呂だし、メイクはしたまま湯船だけ浸かってます
顔は洗いません。




