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インドネシアで伸びきって  作者: ことぶき神楽
9月10日

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33/37

33 フレーデブルグ要塞博物館

 過ぎてしまえば、早いもので、滞在最終日となりました。


 9:30にタクシーを呼び、昨日の「また会いましょう」の約束どおり王宮へと向かいます。

 ひとりIDR 25.000(約225円)の入場料を払い、王宮内に入りました。

 王宮の広間「Bangsal Sri Manganti」では、人形劇が行われています。観客席に座り鑑賞します。

 庭園を歩き、先々で王宮で着用するバティックや、調度品を展示するミュージアムを見学します。

 王宮の西側から入り、東側へと出ました。

 陽は高くなり、暑くなってきました。

 少し汗ばんできました。

 路地を抜け、王宮前の広場に出たところのお店で、アイスラテを飲んで生き返ります。


 マリオボロ通り方面に北上し「Vredeburg Fort Museum(フレーデブルグ要塞博物館)」に入ります。

 ここの入場料も、現地価格IDR 5.000(約45円)に対して、観光客価格IDR 30.000(約270円)と差が付けられています。

 チケットを買うときに「tiga orang(3人)」と流暢に言えたので、「Apakah Anda orang rumahan?(国内の人ですか)」とか何とか聞き返されたのですが、返事できずに現地人でないことがばれてしまいました。

 騙すつもりはないのですが、観光客価格となり残念です。


 ここは、植民地時代の要塞をミュージアムに改装した場所で、インドネシアがオランダの植民地だった時代から、日本軍の占領、独立戦争までの歴史をジオラマと展示物で紹介しています。


 最初のうちこそゆっくり見て歩きましたが、ひとつの棟を見終えると、次の棟への案内が出ています。どうやら、4棟に分かれているらしい。

 入館したのが11:00で、ホテルのチェックアウトが12:00なので、ゆっくり見ている場合ではありません。館内を小走りで通り抜けるわたしたちに、他のお客さんは何事かと振り返ります。

 55個のジオラマがあるそうですが、半分以上をスキップしてしまいました。


 慌てて外に出て、ホテルに戻ります。

 タクシーを呼んでも、間に合いそうです。

 でも……あれに乗ってしまおうか。

「ベチャ」に。

 目の前でおじさんが客待ちしています。


 Google Mapでホテルを指し示すとIDR 40.000(約360円)だそう。IDR 30.000(約270円)でどうだと値切ると「いや、いや」とおじさんは首を振ります。もっと値切り合戦をしたかったのですが時間がありません。「OK」と乗り込みます。今回は、カミさんが、はみ出しています。


 顔にあたる風が、気持ちよい。

 あっという間に、ホテルに着きました。

 財布には、IDR 50.000札(約450円)しかなかったので「おつりはチップ」と言って渡します。値切ったくせにチップを渡され、おじさんは戸惑いながらも笑っていました。


 ホテルをチェックアウトします。

 少し遅れても、だいじょうぶなんでしょうけどね。まだまだ、ゴム時間には慣れません。

 ここに書かれているのは、令和7年7月から9月にかけての情報です。渡航される方は、入国審査等の手続や必要な書類、イベントのスケジュールが変更されている可能性がありますので、必ず最新の情報を確認してください。ネット上の古い情報に注意してね。

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