表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
インドネシアで伸びきって  作者: ことぶき神楽
9月9日

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/37

32 アフィフさんとのお別れ

 ラーマ・ヤナ舞踏のキャスト全員が並ぶ中、司会の男女がアナウンスします。

「フォト・タイムです」

 その言葉と共に、前列の赤いヒジャブを被ったおばちゃんたちが、ラーマ役の男性に駆け寄って一緒に写真を撮ってもらっています。推しなんですね。

 観客が続々と舞台に上がっていきます。


 我が家も、これは面白そうと後に続いて舞台に上がりました。

 ラーマとシータと一緒に写真を撮ってもらいます。「スマホ貸しなよ」と知らないお姉さんが家族の写真を撮ってくれます。素直にスマホを渡す警戒心ゼロの日本人です。

 きれいどころの真ん中に娘が入り写真を撮ります。

 後ろで暇そうにしている子供たちを見つけて、一緒に写真を撮ってもらいます。小学生くらいの子供たちが髭付けられて、夜の9時過ぎまで働かされているよ。でも、可愛いんだな、子供たちが。

 だんだん、お客さんも捌けてきました。

 混む前に劇場を出ましょう。


 暗闇の中、隣接するレストランを抜け、ライトアップされた寺院がよく見える川の手前のスポットへと進みます。

 あいにく、池に水はなく、水面に映る寺院は見られませんでしたが、それでも幻想的な景色に酔いしれました。

 他のお客さんも絶景ポイントに集まりだしたので、ここも先に退散します。


 駐車場に戻ると、アフィフさんが「こっち、こっち」と手招きしています。

 21:20を過ぎていました。


 出口は、帰りの車で混み始めています。

 なるほど、車を確保しておかなければ、帰るのに苦労しそうです。

「ショーはどうだった?」と、アフィフさんが尋ねます。

「ビューティフル!」と、なんの捻りもない答えでしたが、アフィフさんは、そうだろう、そうだろうと、ウンウン頷いています。


「明日は、日本に帰るのだね」とアフィフさん。

「夕方の飛行機に乗って、ジャカルタ経由で帰る」と伝えます。

「空港まで乗せていこうか」

「鉄道を予約しているから、だいじょうぶ」

 心配してくれるアフィフさんですが、さすがに搭乗時間に間に合わないことがあったら大変ですからね。鉄道を予約しているのは、嘘ではありませんし。


 22時過ぎにホテルに着きました。

 アフィフさんとも、今日でお別れです。

 お土産にいただいたルドラクシャ(菩提樹の実)のブレスレットを付け、写真を撮りました。

「また、インドネシアに来た時には、私を呼んでください」アフィフさんは笑っています。

「もちろん」と固く握手をして、別れました。


挿絵(By みてみん)

 ここに書かれているのは、令和7年7月から9月にかけての情報です。渡航される方は、入国審査等の手続や必要な書類、イベントのスケジュールが変更されている可能性がありますので、必ず最新の情報を確認してください。ネット上の古い情報に注意してね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ