21 今度こそ会う人とまたまた遇った人
ホテルに戻り、ひと息ついて、本日もマリオボロ通りに繰り出します。
日曜日の夜、通りは多くの人々が往来し、ベンチに座り談笑する人、ギターを弾く人、歩道でチェスをする人と活気に満ちています。
昨夜も行った「ハムザ・バティック・マリオボロ」に直行し、お土産にと雑貨を選びました。これがいい、あれもいい、これではないと結構な時間、物色します。
1時間ほど買い物をして、また来ることを心に誓い、店を出ました。
WhtsAppに明日のドライバーさんから通知が入っています。
「明日、午前中にジョンブランに行き、私からあなたへの補償にパンガーパインに行きます。おやすみなさい、明日の朝に会いましょう。アフィフ」
アフィフ!
今朝、仮病(間違いなくそう思っている)を使って約束の時間に現れなかった君か! 明日のドライバーはアフィフ、君なのか!
カミさんと娘に話したら「Klookに怒られただろうから、さすがに明日は時間どおりに来るんじゃない」との感想でした。
気を取り直し、ビールを買いにとラマイ・モール・マリオボロに行くと、閉店時間が過ぎシャッターが下りています。
ビール買えず。
プラザ・マリオボロも閉店時間となっているので、ラーメンも食べられません。
しかも、お土産屋さんで結果な額を使ってしまったので、日中に引き出したお金も心細くなっています。
コンビニのATMで補充しましょう。
道路を「待て、待て」と慣れた手つきで渡り、コンビニに入ろうとしたとき、店から出てきた青年に「あれっ!」と大きめの日本語で声掛けられました。
クアラルンプール国際空港の搭乗待ちのときに声を掛け、その日の晩にプラザ・マリオボロで奇跡的に遇ったお兄さんの一行でした。
「また遇えたら奇跡だよね」の言葉どおり、また遇いました。
「これこそ奇跡だね。今日はどこに行ったの」
「ボロブドゥール遺跡に行きました」とお兄さん。
「わたしたちも行っていたけど、そこでは遇わなかったね」
「こんなところで遇うなんて、驚きですね」と両者興奮気味です。
話を聞くと、大学のゼミ仲間で旅行に来ていて、明日までジョグジャカルタに滞在し、明後日はバリ島を訪れるそうです。
さすがにバリ島では、遇えないね。
「気をつけて」
お兄さんたちと別れました。
奇跡の再々会に興奮しながら、食堂を探します。
今回の奇跡は、空腹に少しだけ勝った気がします。
「バーキンでいいんじゃない」と言う娘に「バーガーキングは日本でも食べられるからなぁ」と丸亀製麺でうどんを食した父親が難色を示します。
バーキンを通り過ぎ、ケンタッキーも通り過ぎ、歩き続けると「Solaria」というお店が目に入ります。
このお店、ジョグジャカルタ国際空港でも見たし、ジョグジャ・シティ・モールにもありました。すぐそばのプラザ・マリオボロでも見かけました。チェーン店なので安心できそうです。
なにしろ、赤紫のカラーリングが日本のイオンを思い起こさせ、安価に食べられそうな予感がします。ここに決めました。
予感は当たっていました。Solariaはインドネシアのレストランチェーン店で、250~500円ほどの価格帯でインドネシア料理が食べられます。
ナシゴレン IDR 37.000(約330円)、シーフードミーゴレン IDR 55.000(約495円)、茹で餃子 IDR 26.000(約234円)をいただきました。
ここに書かれているのは、令和7年7月から9月にかけての情報です。渡航される方は、入国審査等の手続や必要な書類、イベントのスケジュールが変更されている可能性がありますので、必ず最新の情報を確認してください。ネット上の古い情報に注意してね。




