12 インドネシア入国、テリマカシー
クアラルンプール国際空港を散策し終え、変更になった搭乗口P13に向かいます。
途中のセキュリティーゲートでベルトのバックルが引っ掛かります。はい、もう一度。
円錐の紙コップで水を飲みながらベンチに座っていると、向かいの搭乗口P10シドニー行きが搭乗締切の時間となったようで、受付カウンターのおばさんが乗客を急かしています。
いきなり「シンニー! シンニー!」と叫び始めました。 通路の右を向いては「シンニー!」、左を向いては「シンニー!」と叫びます。放送しないんだ……
シドニー行きも無事出発し、ジョグジャカルタ行きも搭乗準備となります。
ロビーに並んで待っていると、後ろから日本語が聞こえてきました。どうやら、学生さんの団体のようです。
後ろを振り向き、男子に声を掛けます。
「お兄さんたちは、インドネシア語ばっちりなの?」
日本だったら、いきなり何? となるのでしょうが、ここは異国の地、日本語話す者は、みな友達です。
「いや、ぜんぜんダメですね」とお兄さん。
「テリマカシー(Terima kasih:ありがとう)だけで乗り切るの?」とわたし。
「そうです。テリマカシーとサマサマ(Sama sama:どういたしまして)だけでいきます」
「お互い、がんばりましょう。では、またどこかで逢えば」
「飛行機の中で逢いますよ」
こんなやり取りして、飛行機に乗り込みました。
あいにく、お兄さんたちの席とは離れていて、機内で逢うことはありませんでした。
9月6日(金)12時、ジョグジャカルタ国際空港に到着します。早く着く分にはOKです。
広い通路を歩いていくと、2度3度と「All Indonesia」に登録してねと立て看板があり、係員が声を掛けてきます。
何を言っているのかわからないので、スマホに税関申告のQRコードを表示させ「OK?」と尋ねると、係員もわかったのかどうか「OK」と答えます。「OK」なのでしょう。
入国審査にたどり着きました。
家族全員で行っちゃおうぜと全員でボックスにすり寄っていくと、審査官が険しい顔で人差し指を立てます。ひとりずつのようです。
わたしからアタックします。
パスポートを出したら、審査官からカメラを見るように言われた(気がする)。「How…なんとか」と聞こえたので「Five days」と答えます。行ってよしと言われた(気がした)ので「サンキュー、テリマカシー」と言って通り抜けます。
次に、そこそこ英語に自信がある娘が審査を受けます。
「Family?」「Yes.」でパスして物足りなさそうです。
別のボックスでカミさんが、審査を受けています。何を答えてよいのか、わからな気だったので、手で5を示し、合図します。
「Five」と答えて、通過してきました。
税関申告のカウンターは、QRコードを読み取るだけでした。何の質問もないので「サンキュー、テリマカシー」と言って通り抜けます。
インドネシアに入国しました。
ホント円錐だから、持ったら最後、置けないのよ。
ここに書かれているのは、令和7年7月から9月にかけての情報です。渡航される方は、入国審査等の手続や必要な書類、イベントのスケジュールが変更されている可能性がありますので、必ず最新の情報を確認してください。ネット上の古い情報に注意してね。




