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いやいや勝手に話を進めないでよ。アスナが話すすめたら絶対にロクなことにならないでしょ。誰がフォロー入れると思っているのよ。
「王との接見を手配する事は可能でありますが身の保障は私では負いかねますが。」
おい それってどういうこと。武装集団にでもハチの巣にされるってことですか。
「ルドルフとアスナならその辺りは大丈夫だろ。」
いやいや大丈夫じゃないよ。レイさん。アスナならともかく俺はダメだからね。その点、守護精霊なら分かるでしょ。ねえねえ分かってよ。
「ルドルフさんアスナさん ありがとうございます。」
いやいやモナさん ありがとうじゃないからね。僕行くって行ってないからね。
それに日本国との会合は明日でしょ。人数変えられないでしょ今更ねえねえ聞いてレイさん。
「早速、ルドルフとアスナには動いてもらう。ストローク大使調整は願う。明日の日本国との会談は3対3で変更の件も頼めるか?」
俺の声、聞いていて無視しているよね。レイさん。
そもそも国王陛下との大事な会談を僕とアスナに任せるなんて無謀でしょ。
「レイさん 私のサポートをお願い致します。外交交渉ともなると私には手を負いかねますのでレイさんのお力をお借りしたい。アスナさんルドルフさん 危険もあるかもしれませんがイスアラ王国での情報集約をお願い致します。ストローク大使、私達に力を貸してください。」
深々と頭を下げないでね。モナさん。てかあなたも僕の悲鳴を聞こえているんじゃないよね。おじさんだがのけ者のグループ通話的なやつあるんじゃないのかな。大概、モナもレイと同じ気質あるからね。気づいていないなんて言わせないからね。
「モナ姫様 分かりました。全力を尽くさせていただきます。」
「モナちゃん 任せて。」
「私が味方になるのだ。何も心配するな。」
ストローク大使 分からないで。こんなよく分からない奴なんて王様に会わせられないでしょ。
アスナさん あなたが話をしたら滅茶苦茶になるでしょ。
レイさん 僕は心配でなりません。
なにこの王女に忠誠を誓う騎士みたいな雰囲気 いやいや僕は流されないよ。
「モナ 僕達に任せろ。仲間だろ。」
いやいや自分、何言っているの。ここは自分には荷が重いだろと自分を責めたい気持ちを抑えて僕は覚悟を決めた。自信をもて自分 やればできる子
僕達はお互いに頷きあいチームモナとして始動
明日からタイトな交渉が始まる余韻を残し今日は床についた。