4-5-14
クレープ7種類 パフェ8種類 パンケーキ2つ ジュース4つ ソフトクリーム2つ かき氷2つ
当然、結末は押し付け合いが始まった。
ただでさえ先程の戦いで苦しかった胃が30分そこらで回復するほど人間凄く出来ていないのだ。食べれると思って色々買っても結局は……だ。クレープ片付けパンケーキで手が止まる。
「ルドさん パンケーキお願い。」
「ヤダよ。モナが食べたいって言ったじゃないか。俺は関係ないね。」
「アスナさんからもルドさんに言ってくださいよ。もう少し協力的にって。」
「モナちゃん 私もルドルフさんに賛成かな。」
「アスナさんまで保身に走らないで下さいよ。ですよねレイさん?」
「私もパンケーキはモナが食べるべきだと思うぞ。」
「皆さん 酷いですよー。」
喧々囂々 僕達4人の論争が始まった。
平たく言えば責任のなすり付けあいだ。
モナがさっきの仕返しとばかりにレイに言う。
「私は普通のクリームなしで良いって言ったじゃないですか。それなのにかき氷にクリームと餡子を付けたいっていったのはレイさんじゃないですか。」
「確かにクリーム部分は私の判断ミスなのは認めるが同意したアスナにも問題があると思うぞ。」
「先輩 私に意見、聞かなかったじゃないですか。クリームは先輩の独断です。」
「僕は苺のかき氷が良いって言ったので無罪です。」
「そうだな。苺のかき氷はルドルフ お前が責任を持て。」
「もちろんだとも。でも他は僕に責任はないからな。」
「ルドさんは私達を見捨てるんですか?」
涙を浮かべ真っすぐみつめてくるモナ
泣き落とし作戦に引っかかるほど僕に余裕はない。
もう余力がないんだ。勘弁してくれ。
と救世主が現れる。