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異世界人ルドルフの異世界旅行  作者: 睡眠大事
131/159

4-5-3

「ルドルフさん!」

アスナだ。

少し湿った茶髪がストレートで下されお嬢様オーラが眩しい。


「モナ姫様 私は内閣……」 

新庄が間違えるのも納得だ。 


アスナが人違いだと説明していると2人の美女も出てきた。 

輝く青い髪をいつものひし形シルエットのショートボブでまとめ上げたレイがモナに小言を言いながら出てくる。 


「アスナは、もう少しだな女の子なのだし髪を大切にだな。分かるかモナ。」

上司の愚痴を笑顔で聞くように笑顔を絶やさない黒髪の美女 美しい黒髪ストレート 褐色の良い健康的な肌 エスニック漂う彼女はまさにアラビアン美人だ。 


レイもアスナも僕に気づく。そしてアスナに言い寄る男に気づいた。 


困惑しているアスナが助けて欲しい視線を僕にぶつけるが悪いが僕にはどうすることは出来ない。僕も成り行きを見守ろう。 


話を続けている新庄と少し距離を取ってレイとモナは聞き耳を立てている。 


あぁやっぱりこの二人 優秀だ。 

壮大な勘違いをして口早に英語で幕したてる新庄の言っていることは要約すると以下だ。


・今日の宿は日本国が手配した。

・明日の夕食会に来て欲しい。その出席者名 

・各国がモナ姫に注目していて日本国に問い合わせが殺到していること。


会話好きな新庄 困惑しているアスナ モナとレイは僕を手招き男の正体を確めると僕に経緯を説明させた。

「よし アスナに全て任せよう。」


「そうですね。どっちでも良い感じですし。」 

レイとモナが非情な決定を下した。レイいわくアスナも精霊界の姫だし手腕を拝見したいとか。 


今、凄いこと言いませんでしたか?レイさん 

後で姫という部分、詳しく聞こう。


チラチラとアスナはレイとモナ、僕を見てくる。 

話を遮って私はモナじゃないと言えばいいのに下手に気を遣いすぎるのはアスナの悪い癖だ。


「でどうでしょうか? モナ姫様?」 

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