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本当によく泣く子だな。
「レイさん あの時 私を助けてくれてありがとうございます。今は生きていて本当に良かったです。」
レイは素っ気なく「そうか」とだけ答えた。
「先輩 照れて……」
凄まじい高速パンチが炸裂 50mはぶっ飛んだんじゃないか。
「あれで一足先に受付出来るだろ。」
おい あれ死んだだろ。
急いでアスナに駆け寄って安否確認
「おーい アスナ 生きてるか?」
目をあけて空を見ているアスナ うん 生きている大丈夫だ。
レイも遅れてアスナに声をかけた。
「強くなったな。」