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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 2 (2022.3~12)  作者: 四季


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春夏秋冬 好きだったけれど

詩のような作品です。

春はいいよね

明るい気持ちで歌って踊れる

それにね

貴方と出会ったのも春だった


夏はいいよね

どこまでも前向きになれる

それにね

初めて恋をしたのも夏だった


秋もいいよね

いろんなもの食べたくなる

それにね

貴方と手を繋いだのも秋だった


冬もいいよね

特別な感情が深まるみたい

それにね

一緒に笑いあえたのも冬だった


けどね

その年のくれ

貴方は

私を切り捨てた


――婚約破棄


それを告げて貴方は去っていってしまった


それから私の世界は光を失って

春も夏も秋も冬も

どうしようもなく切なくて

どの季節も愛せなくなってしまった


どれも愛おしかったのに

今はもうその感情を思い出すことすら

ままならない


春夏秋冬


思えばいつだって貴方と共にあった


春夏秋冬


さよなら

光に満ちたあの日々

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