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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 2 (2022.3~12)  作者: 四季


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湖に浮かぶたった一つの月

詩のような作品です。

湖に浮かぶたった一つの月

今も時折見に行っては

一人寂しく誰にも知られず

涙を水面に落とす


愛していた貴方と

婚約者だった貴方と

いつも見ていた

大好きだったそれは


もう二度と貴方とは見られない

だってもう過去になってしまった

貴方は私を捨てたから

私は貴方と共には生きてゆけない


それでも忘れられないものもあって


だから


幸せだったあの頃を

幸せだったあの日々を


ふと思い出すこともある


湖に浮かぶたった一つの月

今も時折見に行っては

一人寂しく誰にも知られず

涙を水面に落とす


貴方はもう私の傍にいない


その道を選んだのは貴方


せめて貴方の選択でなければ

せめて誰かからの強制であったなら

まだ救いがあったのに

まだ救われたのに

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