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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 2 (2022.3~12)  作者: 四季


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思えばいつも楽しかったよね

詩のような作品です。

思えばいつも楽しかったよね

どんな時だって

私たちは笑っていた

時間なんて消えてしまったみたいに

秒針なんて消えてしまったみたいに

私たちはいつも笑顔だった


でも気づけなかった――


貴方の心がもうここにないこと

もっと早くに気づけていたなら

きっともっと楽に終われたはず


婚約破棄


貴方の言葉が私の胸を抉る

とてつもなく残酷な言葉

私はその日から笑えなくなって

世界から色から消えた気がした


楽しかったあの日々が

眩しければ眩しいほど

今の自分が惨め過ぎて

光の分影も濃くなると

学んでももう遅すぎた


思えばいつも楽しかったよね

どんな時だって

私たちは笑っていた

時間なんて消えてしまったみたいに

秒針なんて消えてしまったみたいに

私たちはいつも笑顔だった


でもあの頃は消え去ってしまって


もう幻になった

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