表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 2 (2022.3~12)  作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

758/1194

何度も思う 何度も繰り返す

詩のような作品です。

幼い頃のように一緒にいられると思っていた


いつまでも

この先もずっと


一緒にあれると思っていた


だって私たちは婚約している

だから無敵なのだと信じていた


関係は変わらない

変わらず笑っていられる

いつまでもこのまま

道は続いてゆくのだと

当たり前のように思っていた


でも変わってしまった

貴方は別の人に惹かれ

私は独り

貴方から告げられた婚約破棄は

私の胸を抉り

その身を絶望の海へ落とす

あまりに残酷で

けれども仕方ないことでもあって


それでも


それでも……


どうか

願いが叶ってほしかった


何度も思う

何度も繰り返す


貴方と共にありたかった


とうに叶わなかった願いの欠片を拾い集め

手のひらに乗せて泣く夜には


何度も思う

何度も繰り返す


貴方と共にありたかった


何度も思う

何度も繰り返す


それは

貴方への愛


それは

貴方への想い

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ