表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 2 (2022.3~12)  作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

694/1194

愛していたの 貴方のこと

詩のような作品です。

愛していたの 貴方のこと


でも叶わなかった 婚約破棄を避けること


きっとそうなるだろう


分かってはいたわ 予想もしていた


それでも探そうとした


悲劇を 終わりを 避ける道を


愛していたの 貴方のこと


だから一緒にいたくて 婚約破棄なんて嫌で


きっとそうなってしまう


分かってはいても 予想していても


それでも光を求めた


希望を 永久を 掴みたかった


でもすべて過ぎ去ってしまえば


いつかは過去のこととなって


悲しみも 苦しみも 徐々には薄れてゆくのでしょう


貴方と離れるしかない絶望も


いつの日か薄れゆくでしょう


愛していたの 貴方のこと


でも叶わなかった 婚約破棄を避けること


きっとそうなるだろう


分かってはいたわ 予想もしていた


それでも探そうとした


悲劇を 終わりを 避ける道を


けれどもそれらは無駄な努力でしかなかったようね


悲しいことね


でもいつかは過ぎ去ってゆく


水が汚れを押し流すように


この痛みもまた


時というものに押し流されてゆくの

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ