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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 2 (2022.3~12)  作者: 四季


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お前なんか消えればいい? 残念ですね、消えるのは貴方です。

 その晴れの日、婚約者アデルが婚約破棄を告げてきた。

 さらに彼は言葉を加えた。

 お前なんか消えればいい、と。


 どうしてそんなことが言えるのだろう? と不思議だったけれど、これ以上関わってよりややこしいことになるのも鬱陶しかったので、取り敢えず婚約破棄を受け入れておくことにした。


 その後私は昔から仲良しなレリアン王女にこのことを話した。


「消えれば、ですって!? 何なのよそれ! 許せないわ!!」


 するとレリアンは怒ってくれた。


「貴女にそんな酷いことを言う人……絶対許せない……」


 その後、アデルはレリアンの指示で国内治安維持組織によって拘束され、処刑された。


 私に「消えればいい」と言った彼は、結果的に、私より先に消えることとなったのだった。


 それから私はレリアンとより深い仲へと発展。

 いつしか特別な二人になっていって。

 今では同じ部屋で過ごす日も増えている。



◆終わり◆

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