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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 2 (2022.3~12)  作者: 四季


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婚約破棄された日の空

詩です。

婚約破棄された日の空


それこそ嫌みかというくらい澄んでいて


厚い雲に覆われた空であった方が良かったと


ぽつり


そう思ってしまった


心が雨降りの時に見上げた綺麗な空は


驚くほど切なくて


首を絞められているかのような気持ちになるほど


何とも言えぬ感情を抱えてしまった


婚約破棄された日の空


それが綺麗であればあるほど胸は痛んで


軋む


抉れる


ぎりぎりと爪を刺されるかのよう


婚約破棄された日の空


あまりに爽やかな色だったから


灰色の雲に覆われた空であった方が良かったと


つい


そう思ってしまった

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