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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 2 (2022.3~12)  作者: 四季


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婚約破棄後、痛い目に遭った彼。~私は無関係ですよ~

「お前との婚約についてなんだが、破棄することにしたから」


 その日はいきなりやって来て。


「さよなら」

「え……」

「今日でお別れな。じゃ。ばーい」


 何も言い返せもしないまま、私は彼に切り落とされた。


 その日はとてもよく晴れた日だった。

 悲しいのに空は明るく晴れて光に満ちて……まるで皮肉ね、なんて思いながら、青く澄んだ空を見上げて瞼を閉じる。


 終わったのだ、彼との時間が……。


 そう思うと物悲しかった。



 ◆



 その後彼について聞く機会があったのだが、彼はあの後自宅の庭にて何者かに殺められたそうだ。


 危うく私も怪しまれるところだったけれど。

 その時刻に私は会員制のレストランにいたことが確認されたため殺していないと証明することができた。


 で、しばらくして分かった。


 彼を殺めたのは、彼の昔の恋人だった女性だったらしい。



 ◆



 それから数年、私はその会員制レストランで知り合った男性と結婚し、今は二人幸せに暮らしている。


 たまには喧嘩もするけれど。

 そのたびにすぐ仲直りする。



◆終わり◆

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