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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 2 (2022.3~12)  作者: 四季


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婚約破棄後、巡り会う。~それは運命の出会い~

「君なんてもうどうでもいい。婚約は破棄とするから、さっさとどこかへ消えてくれ」


 その日、私は、まともな理由もなく婚約破棄されたのだが……。


 切なくて夜中に家の近くにある湖の畔へ行っていると、一人の青年に声をかけられた。


「あの……こんな時間にどうして?」

「ええと、その、少し……切ないことがあって」

「そうですか。なら僕と同じですね」

「同じ?」

「はい。実は僕もそうなのです。少し嫌なことがあって」

「偶然ですね。……まるで運命の出会いみたい」


 その時はまだ未来のことなど知らなかったのだけれど。


 結果的に、私は彼と結ばれることとなった。


 あれから数年が経った今も、彼と共に生きている。


「あの日、声かけてくれてありがとう」

「そんな。感謝するのは僕のほうだよ。出会ってくれてありがとう」



◆終わり◆

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