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さようなら あなた

詩のような作品です。

あの夜見てしまったの

貴方が知らない女を連れて

飲み屋へ入っていく

そんなところを

それでこっそり物陰から見ていたら

飲み屋を出た後

ちょっぴりいかがわしい建物へ二人で

その瞬間に確信したわ

貴方の裏切りを


それからはもう

貴方をそんな風に見ることはできなくなって

すべてが変わってしまった

すべてが壊れてしまった

貴方を以前のように愛すことは

もうできなくなってしまったの


だから婚約破棄を告げたのよ


婚約を破棄するなんて

少し前までは

夢にも思っていなくて

けれどもそんな現実が待っていたことに驚き

戸惑いの中で

貴方との関係は終わらせた


さようなら


もう貴方の顔なんて見たくなかったから


目も合わせなかったわ


さようなら


そう言うだけで

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