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  作者: 番号15
1/1

序幕

 トロッコ問題という問題がある。

簡単に言えば五人を助けるためならば一人を殺しても良いのか、という問題だ。

 この問題は非常に難しい問題であり、提唱から百年経った今でも完全な解答は見つかっていない。

しかし、人数比が1:5ではなく1:10だったら、1:100だったら、1:10000000000だったら?

どちらを選ぶべきなのかは明々白々だ。更に残念なことにそれは実際に起こっているのだ。 

 私は大多数を生かす為に死んでいった人間を多く見てきた。そして私も今日大多数を生かす為に死んでいく。この結果になったことに後悔はしていない。

 もう時間だ。さようなら.

Good luck. Morituri te salutant.

私は何が書きたかったのだろう。私は何を書いたのだろう。私は何を見せているのだろう。

私は何も書こうとしていなかった。私は何も書いていいない。Mein Leben war sinnlos.

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