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ほうき星の素  作者: 萩原 學
8/50

軽重

夢を粉にして

あなたは静かに(はかり)に乗せた

天秤(てんびん)のもう片方に

水鳥の羽根ひとつ


僕が小さい頃からの夢

果たして生きるに値するか

世界の軽さに釣り合うか

それが知りたくて来た


あなたは伝え聞く存在

きっと言うだろう

「汝自身を知れ」と


待っても何も聞こえてこない

傾いたままの天秤だけが

黙ってこちらを睨んでいる






# ソネット sonnet を書きたかったのだが、本来は厳格な規則があって、日本語では難しい。一応、4行詩2連+3行詩2連の構成ではある。

GAGA #23 2000年12月「夢の重さ」改題、一部改作

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