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ほうき星の素  作者: 萩原 學
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カミオカンデ

窓を開けて広げた両手に

過去の言葉たちが纏わりついてくる

薄皮を剥ぐように掻き集めた言葉を押入れに片付け

真新しい空色の如雨露をもって

昨日の夢を植えた鉢に水をかけると

うすみどり色の風を突き抜ける宇宙線が

目には見えないまま地下道をくぐり

透き通る声で話しかけるが

その歌を聞く者はまだ現れていない と

開かれた書物に記されている

僕は古い万年筆を取り

その続きを書き込む

とある日本人の熱心により

ニュートリノの質量が発見された

質量そのものはまだ測定されていないが

鏡の中に居る私とどちらが重いであろうか と

GAGA#27 2002年12月 一部改作

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