表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほうき星の素  作者: 萩原 學
38/50

くもり空を見上げて何事かをつぶやく

その子の視線はどういうわけか真っ直ぐに

空高く飛ぶ私を見つめている

はるか地上から誰だか見えているはずはないが

駄々をこねる子供と正しいことを言う子供は手に負えないもの

やがて自分でも忘れていた

背中の傷へ空き缶を投げる音が聞こえる

届くはずもない空き缶の転がる音が

私の翼を打ち落とす

堕ちていく黒く果てしない淵に

その子を引き込もうとして初めて気付く

その顔が私のものであったことに

GAGA#26 2002年8月

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ