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場違いな虹
物語のねじを巻き直して
まだ使われていない古い箱を埋める
見たことのない夢がやがて目覚めて
箱の蓋を取ろうとするまで
ふくろうは森を見つめながら
遠い長い歌を私達に教える
果てしない空にかかるしまめのうの物語が
自分の足で立てるようになるまで
世話好きの大人たちもついに首をふり
ブナの木の根元を埋め戻すが
その木も既に切り倒されて久しく
やがて雨がやみ月の光が差してきて
妖精が踊りに出てきそうな空に
ごく淡い虹がかかっている。
GAGA#43 2008年12月
物語のねじを巻き直して
まだ使われていない古い箱を埋める
見たことのない夢がやがて目覚めて
箱の蓋を取ろうとするまで
ふくろうは森を見つめながら
遠い長い歌を私達に教える
果てしない空にかかるしまめのうの物語が
自分の足で立てるようになるまで
世話好きの大人たちもついに首をふり
ブナの木の根元を埋め戻すが
その木も既に切り倒されて久しく
やがて雨がやみ月の光が差してきて
妖精が踊りに出てきそうな空に
ごく淡い虹がかかっている。
GAGA#43 2008年12月