第ニ十一話 特異能力者·篠原康介、篠原竜弥
~フォリオン王国~
郊外に出た俺は、木々に身を隠しながら逃げ続けていた。
「この林をくまなく捜索しろ!」
「「「「「はっ!」」」」」
どうやら、結構な人数に追いかけられているっぽい。
「早く来てくれ、康兄...」
今回の狙いは、母さんのことを殺し、利用しやがった奴らの尻尾を掴み、一矢報いることだった。
そこで、俺が目をつけたのはもらったスキルの一つ<偽装スキル>と固有スキルの<魔眼>。
まず、敵が、洗脳系統の魔技を使ってきても大丈夫な様に、<偽装スキル>で疑似精神世界を造り、
その後、湖に映り<魔眼>を使って、条件起動式の催眠を俺自身にかけた。
結果は、たぶん大戦果だろう。なにせ、あの洗脳手帳を疑似精神世界に閉じ込め、情報も手に入れて、
...母さんを殺した将軍も仕留めることも出来た。
そして、俺にとって幸運だったのは、康兄と友人だったことだろう。
康兄の家系は特異能力者が多く、彼の場合<提督>がある。
アルクロン共和国が小国だった古の時代から存在するチートと言われる力を。
そして、その弟の竜兄はあるステータスが規格外なのだ。
つまり、
「いたぞ!一条だぐはあ」
俺を見つけた兵士が突如横殴りに吹っ飛ばされる!
「な!?」
「魔術師か!?」
兵士の困惑する中、俺の前に二つの影が躍り出る。
俺の目の前で背を向けて会話する二人。
「間に合ったようで何より」
「兄さん。流石にこの人数は、素手じゃキツいんだけど」
「あ?ああ、りょーかい<武装転送>」
兄さん=篠原康介は特異能力を使い、竜弥に銃剣を渡す。
「...てめぇらよくも俺の友達よってたかっていじめやがったな」
低く竜弥が発した言葉に気づいた者は何人いたたがろうか?
銃剣が穿ち、打ち砕き、蹂躙していく。
「あー、あれだ一人で背負い込むなよ?とりあえず、アルクロンに行くぞ」
大変遅れてすいません!
今年受験なので更新が不安定です。
遅れたのはテストの課題など、燃え尽き症候群というか...
この期間中も見に来てくれた方々を履歴で知って、ありがたいと心からおもいました。
お礼と言えるか分かりませんが、この作品の番外編?みたいな過去の話を挙げようかと思います。
後、こっちの作品にその間、手直しする時間をください。
番外編の主人公には面白いチートを持たせます。良かったらみてください。
手直しが終わり次第再開します。




