NとN
君が
誰のものでもない保障をする
あたしの眼を通した君を見て
それが奪えない強さなんだと
悔しいくらい曲げられない千里眼
声を届けても
手は繋げない
孤高のヴェールは崩れ去る
あたしは君の真実を知る
君が繋ぐその糸を切り裂いてしまいたいけど
苦しいくらい眩しい笑顔
いくら追っても
手が届かない
似ているからこそ近づけない
君に触れてあたしは「あたし」と向き合った
誇らしく唯一の恋を貫くココロ
だから君のことが好きになった
君と二人で歩けなくても
後悔なんてしていない
(C)Aoi Tact
7年以上前の作品になります。・・・ので、こんなの書いてたっけ的になっている一作(あっこれはあのときを踏まえて書いたな、とかもあるんですが今回ナニコレ感が←
磁石のNとNだと思ってます。同じ性質だから、くっつこうとしても離れてしまう。
似た者同士だからって幸せに二人でいられるわけじゃない。
好きな相手の中に「自分」を見つけて、共通点があることを誇って、
どうしようもなく好きじゃなくなるまで、好きでい続けるんだと思います。