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明るい地下と暗い地上  作者: シゲさん
第1章 1年生編
18/20

9話 お勉強 <前編>

9話前編です。


「えー…今日は最初の授業ということで、復習を兼ねて第3次世界大戦後の大まかな時代の流れを確認していきたいと思います」


現在、アトランティア学園中等部1年Aクラスでは世界史の授業が行われていた。世界史担当の先生は、もう少しで還暦を迎えるとされているマフカス・ブルナス先生だ。


「第3次世界大戦が終わり、人類は地下に避難を余儀なくされました。しかし、地下施設に全員を避難させることは物量的に不可能でした。そこで、避難国連合が取った政策は、高額の税金を払えなかった者は地下に立ち入ることを禁止するという内容でした。地下に行けなかった人々は、定期的に地下から送られてくる微量な食料や、元から存在する建築物を使って、何とか生活を送っていました」


ブルナス先生は教室の前方にある大きなパネルに、年表を表示して説明を進めている。時折、パネルがタッチパネルになっていることを利用して、赤線などを書き込んでいた。


それを見ている生徒は、一生懸命ノートやタブレットに板書を書き写したりしていたが、中には苦しそうな表情をする者もいた。


「えー…では、アルケミスさん。当時魔臓を持っていなかった生命体が、魔素を体内に取り込んでしまったとき、どうなってしまったかわかりますか?」


「はい……人間の場合、寿命が著しく減ってしまうか、体内に魔物石が生成されて魔人となってしまうかの2種類の症状がありました。…動物も同じで、魔素に対応できなかった個体は魔物に変化するか、死に至るかのどちらかの症状がでました」


「その通りです。ありがとう」


説明を終えたユミールは曇りを含んだ顔で着席する。

それに続けるように、マフカスが説明を再開する。


「その後しばらくの間、裕福な避難民による追放は続きましたが、とある一人の青年が地上に誕生してから事態は一変しました。彼は現在アダムと呼ばれていて、特にユグドリスではアダムを神の使いとして崇めています。えー…ではパルミールさん、このアダムが行ったことは何かわかりますか?」


マフカスが今度は一番前に座る女子生徒を指名すると、その生徒はその場で立ち上がって答える。


「えーっと…アダムは人類最初の適合者とされています。そして、はじめて魔法を使った人間ともされています。アダムは、魔臓のない人々に治癒魔法を施し、延命を行っていました。その後は…確か…寿命が伸びたことによって子孫を残すことができるようになって、魔法を受けた人間が産んだ子供が魔臓を持つようになって、適合者がどんどん増えていったんでしたっけ?」


「はい。ありがとうございます。少し補足をすると、両親に関係なく、突如魔臓が遺伝しているケースもあります。これを突発性魔臓遺伝と言います。この現象が起きたのは、世界で数名確認されていますが、特徴として、魔力の扱いに長けていると言われています」


ハクはノートに板書を書きつつ、マルスの顔を思い出していた。というのも、マルスがその内の一人だからである。

ハクは自分が最年少契約者だと聞いていたにも関わらず、ハクよりもマルスの方が先に地上に上がった理由がずっと気になっていた。そこで、つい先日に聞いたところ、とある事件をキッカケに自分が魔臓を保持していることに気が付いたのだという。

このことはミクも知っているらしい。


「その後、適合者が徐々に増加していき、適合者たちは地上にあった古来のテクノロジーを使って生活をするようになりました。えー…では、ナイサス君、その古来のテクノロジーの代表例は何ですか?…ナイサス君?」


「………グー…ムニャムニャ……」


クラス中のみんなが、当てられても返事のないカジの方を見ると、気持ち良さそうに居眠りをしている姿がそこにはあった。


「……………ふんっ!……」


マフカスが教壇に立ったまま、カジに向かってデコピンのポーズをとると、そのまま指を弾いた。


「イッタ!!」


数メートル離れているはずのカジのおでこには赤く跡が残っており、本人も額を抑えて痛そうにしている。それを見たハクは、風係の魔法を使って衝撃を与えたものだと推測したが、あそこまで空気を圧縮するのはかなりの繊細な技術を要すると予測でき、流石はアトランティア学園の教師だと改めて思ったのだった。


「ナイサス君は1点減点です。では、代わりに…ファールティ君、答えられますか?」

「は、はい。えーと…現在のカピタルにある、月面太陽光発電システムのことですか?」

「はい。合っていますよ」

(良かったぁ…)


「現在も使われている月面太陽光発電システムは、第3次世界大戦の引き金にもなってしまいましたが、電力を半永久的に発電できる画期的なものです。当時の適合者たちは、このシステムのおかげで、電力に困ることは一切ありませんでした。そして、農業が全自動化されていたことも不幸中の幸いでした。


やがて、適合者の数は増え続け、国ができるようにまでになりました。そうして、人類は地上で暮らすようになっていったのです」


一通りの説明を終えたマフカスは、生徒たちが板書を写し終えるのを待ち、次の説明に移った。


「現在社会問題になっているのは、現在も地下で暮らす避難民と呼ばれる人たちに制裁を加えるべきだと主張する適合者が年々増加しており、デモ活動も活発化していることです。一方で、当時の避難民が行ってきた所行は許されるものではありませんが、今の避難民には関係ないと主張する人たちもいます」


ハクがレンの車内で、地上と地下を繋ぐ基地の前で見た光景は、そのデモ活動だったのだ。


「そして、地下の避難民に恨みを持つのは適合者たちだけではありませんでした。避難民たちの都合で実験されていた獣人や、魔素に適合できなかった魔人なども、当然恨みを持っており、地下に侵入を試みようとする事件が数多く発生しています」


それを聞いたハクは、苦虫を噛み潰したような顔になる。

そして頭の中で、あの火の海の中にいる夢がフラッシュバックしていた。


『ハクだいじょぶー?』

(すまんな…シンクロ切ってもいいぞ)

『またそーいうこと言う〜!契約のこと忘れたの〜?』

(…そうだったな)


「ファールティ君、具合でも悪いのかね?」

「い、いえ、そんなことありません」

「そうか、気分が悪くなったら保健室へ行くんだぞ?」

「えぇ、大丈夫です」

「え〜…では、話は反れましたが、今では3つしかない国も以前は――」


「はぁ…」


自覚は皆無だったが、教師から指摘されてしまう程の苦しそうな顔をしていたようで、まだまだ精神的にも未熟な自分に思わずため息をついてしまった。

そんなハクを後ろで見守っていたユミールは、彼の肩を軽くつついて後ろを振り向かせる。もちろん授業中なので、ハクは体重を後ろにかけて、少しだけ顔を横にするだけに留める。


「(何かあったの?)」

「(いや、ただ嫌な記憶が蘇っただけだ。心配かけてすまん)」

「(あまり無理しないでね?)」

「(あぁ)」


後ろにいるユミールからは、ハクがどんな顔色をしていたのかわからなかったため、相当苦しそうにしていたんじゃないかと心配になってしまったのだ。


「――これらのことが原因で、これ以上の紛争と小競り合いを無くすことを目的として、3国の中心にある島を開拓し、中立都市を設立させました。これがアトランティアの始まりです。そして、ここアトランティアを拠点として組織された平和維持組織がアトラスです。このアトラ『キーンコーンカーンコーン』授業はここまで。次回は第3次世界大戦前の世界史をやるので予習しておくように」


教師の締めの言葉を聞いた生徒たちは次々と立ち上がり、教室を出たり友達の机に歩み寄ったりしはじめた。この授業は4時間目なので、これから昼休みだからである。


「よし、飯行くか」

「うん」

「せやな」


3人も立ち上がり、食堂へと足を運ぶ。


「大丈夫なんか?」

「うん、本当に何ともないから気にしないで」

「そうか、無理して飯食うのも体に悪いから気つけてな」

「お前、俺の分の昼飯食おうとしてるだろ」

「たっはー!友への気遣いを疑われるとは!」

「そうだよハク!せっかく心配してもらってるのに!」

「そうだそうだ!」

「てんめぇ…」


この学園で昼食をとる方法は4通りある。

1つ目は食堂で食べる方法で、これが一番人気でもある。

2つ目はお弁当を持ち込むパターンだが、皆寮生活を送っているため極稀にしか見かけることはない。その理由としては、下手にお弁当を自作するより食堂の方が安上がりになる場合が多いのだ。

3つ目は園内にあるコンビニや売店などで手に入れる方法で、これが2番人気になっている。

そして、4つ目が完全個室の高級レストランハウスで食事をする方法だが、言わずもがなSクラスの人たちは殆どがこの方法をとっている。がしかし、中にはそれを苦手とする者もいる。


「お、マー君たちもいるな。一緒に食ってもいいか?」

「ワイはかまへんで。それにしても、ホンマにハクがいると便利やなぁ」

「うん。後ろから驚かすとか、イタズラが全く効かないからつまらないってミクちゃんが言ってたよ」

「あいつはそんなこと考えてたのか」


ハクたちは一つのテーブルに向かって迷わず進むと、そこにはSクラスにも関わらず、食堂で食事をしているマルスとミクの姿があった。白い制服も相まって、時折視線を集める対象となっているようだが、二人は気にする素振りは全くない。


「よっ」

「あーハッ君か。あとユミと、えーと…」

「Aクラスのトオルっちゅうもんや。いつもハクがお世話になってます」

「お前は俺のオカンか」

「わ、私はいつもハクにお世話になってます!」

「お前は俺のペットか」

「あら、何か卑猥に聞こえるわね」

「ミクはそれ以上何も言うな」

「アハハッ…息ぴったりだね。コントはそのへんにしてお昼ごはん買ってきなよ。席取っておくから」

「そうだな」


「んー何にしようかなー」

「私はおうどんかな」

「ワイはカレーやな」


一つのテーブルが6人で座れるようになっている。食堂は多くの生徒で賑わってはいるものの、かなりの広さを誇っているため、席に座ることができないことはほとんどない。よって、何故かSクラスの生徒が食堂で食事をしていようと、その隣を避けて食事をすることは容易たやすいのである。


そんな中、マルスの横に堂々と座ろうとする生徒がいた。


「ごきげんよう、マルス」

「…こんにちは、ミルフィス様」


マルスに挨拶しながら隣に座ったのは、誰が見ても美しく、指通りが良さそうな金髪が特徴的である、ミルフィス・ミズガルだ。


「様と敬語を無くして欲しいと、何度言えばわかるの?」

「いえ、そういうわけにはいきません」

「いつまでも堅物なのね…アルバルト、いつもの買ってきて」

「かしこまりました、お嬢様」


ミズガル王国第一王女である彼女の側近、アルバルト・ヘラルトはミルフィスの代わりに料理を注文しに行った。


「申し訳ございませんが、その席には先客がいますので、ご遠慮頂けないでしょうか」

「あら、空いてる席に座ることの何がいけないの?」


その発言を聞いてか、今まであからさまに無視され続けていたミクが、怒りというよりも憐れみに近い目でミルフィスを睨む。


「何か気に触ったかしら?クロールさん?」

「いえ、なんでもありません」


マルスの目線の先には、料理を乗せたお盆を持って、こちらに気付いた3人の姿が確認できた。

アイコンタクトで、ハクに謝罪しつつ他の席で食事をしてくれないかと無言のお願いを申し込んだのだ。


しかし、ハクはそのままマルスが座っているテーブルに近づいてくる。ベルもいて感知能力にたけているハクがアイコンタクトを読み込めないはずがないのにだ。


「あっれー俺が座る予定だった席に誰かいるぞ〜?」

『アッハッハ!最高っ!!』


相手にわざと聞こえるような音量で独り言を言うハクの肩の上で、ベルは腹を抱えて笑い転げている。


「あら、私が先に座ったの。他をあたってちょうだい?」

「こんなにまだ空きがあるのにわざわざここを?」

「貴様、これ以上お嬢様に無礼な口を聞くなよ」

「ん?誰だお前?」


雰囲気からどういう立場にアルバルトがいるのかおおよその予想がつくが、「お前は入ってくるな」という意味を込めて相手の名前をたずねる。


「まずは自分から名乗るのが礼儀だろう」

「確かにな、俺はハク・ファールティ。よろしく」

「私はアルバルト・ヘラルトだ。ファールティよ、悪いがここはお嬢様が先にお座りになられた。他の席に座れ」


そう言いながら、アルバルトは手に持っていたトレイをミルフィスの前に差し出した。トレイに乗っていたのはカツ丼だ。


「ちょっとハク」


後ろでやり取りを見守っていたユミールがヒソリソ声でハクに声をかける。


「彼女はミズガル王国の第一王女様なんだよ?これ以上は…」

「なるほどねぇ…」


改めて前に向き直ったハクは、ミルフィスに対して話を続ける。


「まぁ、マー君も了承してるみたいだしいいけどな。いやーモテル男は大変ですなぁ」

「ちょっ!」


ハクの爆弾発言を聞いたマルスは思わず立ち上がる。

それにつられてミルフィスも顔を赤くしながら立ち上がった。

そして何故かミクにも睨まれる。


「そ、そんなんじゃないわよ!」

「じゃあ何でわざわざマルスの隣に座るんだ?」

「そ、それは…クラスメイトと一緒に食事をすることの何が変なの?そうよ…あなただって後ろの女と一緒じゃない」

「確かにな。おっしゃるとおりだ。ただ、一つアドバイスさせてもらうなら、あまり積極的過ぎるのは逆効果だぞ」

「だ、だから違うって言ってるじゃない!」


言いたいことを言って満足したのか、ハクは後ろを振り返ってユミールとトオルと共に他の席に移動しようとした。






が、ハクの首筋に何か冷たいものが当てられて歩みを止めた。




「何のつもりだ?金魚のフン」

「先のお嬢様への不敬な態度と侮辱により、貴様を処罰する。そして、今の私への発言も撤回してもらおう」


アルバルトはレイピアを取り出して、ハクの首筋に当てていた。突如出現したところを見ると魔武器と予想できる。

それを見ているミルフィスは、複雑な表情をするだけで止めようとはしなかった。


「ここはアトランティアだ。お前らの国の法律は適応されない」


「ふん、お前の言うとおりこの場で処罰を下すことは許されることではない。しかし、我々にとって一人の民間人とその家庭を潰すことなど容易いことだ。言葉には気を付けろよ田舎者」


この学園では魔武器の使用を訓練場や闘技場に限らせているため、アルバルトの行為は明らかに校則違反である。

しかし、なんの躊躇いもなく剣を出したということは、ミズガル王国のバックがあれば、違反を免れる自信があったのだろう。


目の前の違反行為にどう対応していいかわからない生徒たちはこの光景を静かに見届けるしかなかった。


マルスやミクたちも、どう助け舟を出そうか慎重に考えていた。




「残念ながら俺の家族はもう"ここに"しかいないんでね」




そう言い返したハクは、自分の胸を握りこぶしでトントンと2回叩いた。この場にいて、その意味がわかるのはマルスとミクだけだ。


「……そうか、ならば――」




「ただなぁ…」




何かを言いかけたアルバルトに対して、ハクはかぶせるようにして発言を中断させる。


すると、緊張感に包まれていた食堂の一角は、突如身震いするほどの冷気につつまれた。



冷気の発信源であるハクは首にレイピアを当てられたままアルバルトの方に向き直った。


アルバルトは冷や汗を流しながら、ゆっくりと振り返るハクの顔を見た。


こちらが剣を当てているのに、まるで死神によって、鎌を首に当てられているかのような錯覚に陥らされた。


光を失った瞳をアルバルトに向けながら、ハクは言い放つ。









「俺の仲間に手を出したら……死んでもお前らを殺す」









今まで感じたことのない威圧感に、アルバルトは思わずレイピアをその手から落としてしまう。


『ハク、みんな怖がってるよ』

(わかってる)


カランカランと金属が床に触れた音がすると、ハクは殺気を放つことをやめて、いつものあっけらかんとした表情にもどる。


「じゃ、あっち行こうぜ」

「う、うん」「せ、せやな」


ハクは自分の持つトレイを片手で持ち直し、もう片方の手で魔物石に戻ったアルバルトの魔武器を拾い上げて、手渡す。


「ほいこれ。…俺にも非があったのは認める、申し訳なかった」

「………」


アルバルトは、渡された自分の魔武器を無言で受け取った。


「あーあとお姫様、マー君はしっかり者で家庭的な女性が昔からタイプなんだ。よーく覚えとけよ」

「だからそういうのじゃないってば!それに私はお嬢様ではなくてちゃんとした名前があるわ!」

「それは失礼…またな、ミルフィスさん」

「…………」


ハクはそれだけ言うと、二人を引き連れて離れたテーブルに向かって歩きはじめる。

それに伴って、緊張感に包まれていた食堂も、すっかり元通りの活気を取り戻していた。



去り際に、ミクが陰でコソコソと小さな手帳に何かを書き込んでいたのが見えたが、何も見なかったことにした。



「ヒヤヒヤさせんなや」

「わりーわりー」

「ほんとだよ〜…すっごい緊張した〜」

「だから悪かったって」


本人より緊張していたユミールは、ホッとした様子でハクの後ろに付いていく。ハクが空いていたテーブルに座ると他の二人もそのテーブルに座る。


「冷め切らないうちに早く食おうぜ」

「せやな」





「あ……」





「どうしたユミ?」


「私のおうどんが…」







「「………あ………」」







ユミールの目線の先には、伸び切ったうどんがお椀いっぱいまで広がっていた。







「す、すまん…」












その後、昼休みの終了10分前となったところ、校内アナウンスが流れてハクとアルバルトが生徒指導室に呼び出されたのは言うまでもない。


「あんな別れ方して、またこんな形で会うとか恥ずかしいんだけど。気まずいんだけど。何か話せよ。何とかしろよ金魚のフン」

「貴様、今度こそ死にたいようだな」


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