表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

始まり、始まり。

のんびり行きます。

始まりは、寒い寒い冬の日の事でした____


公園に、少女が一人居ました。少女はブランコに座り泣いていました。

些細なきっかけ。良くある話。お母さんと喧嘩したとか、そんなちょっとした事でした。でも、少女は家を出てきてしまいました。

誰もいない公園で一人、少女は謝りに行くともできずにただただ泣いています。

そんな少女の目の前に何かが差し出されました。

クッキーです。少女はクッキーが大好きでした。少女はお母さんが迎えに来てくれたのかと思って顔を上げました。

そこに、お母さんはいません。居たのは、とても優しい笑顔で笑う少年でした。

少年は少女にどうしたの?大丈夫?

…そんな、優しい言葉をかけてくれます。

少年の笑顔を見ると、少女は何故か幸せな気持ちになりました。涙はいつの間にか引っ込んでいます。

そのまま二人でクッキーを食べて、遊んで、家に帰って、仲直りをしました。


とにもかくにも、少女は救われました。

少女は当たり前に、その少年に恋をしました。

普通の女の子の様に、また少年に出会える日を夢見て、少女は生き続けました。

そして、見つけたのです。あの時の、

大好きで仕方ない、あの少年を。



これはそんな物語。

在り来たりな物語。

二人の淡い恋の物語一ーー。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ