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プロローグ〜その者は何処に行き着くのだろうか?〜

まだ日があけてない頃何処かの山の中腹辺りにボロ雑巾のような物がいつのまにかあった。


ソレは横たわっていた同時にソレは苦しそうに蠢いていた


****


目を開けると前には大きな洞のある木があった

ソレを見たとき洞の大きさへの驚きと一つの疑問が出てきた。


ここは何処だ?


ワタシは周りを見回そうとした、だか首を動かそうとしたが激痛が走り無理だった、それと同時に体全身に首と同じような痛みが走った、いや正確にはワタシが首の痛みをきっかけにソレらの痛みに気づいたとでもいうべきか、その痛みに悶えていると何処からか熊よりも低い獣の鳴き声が近くから聞こえてきた。


ワタシは近くに獣がいるという恐怖を感じた、ワタシはすぐさま目の前にある木の洞の中に入ろうとした、恐怖のおかげか痛くて動かせれない筈の腕が動き、そして腕を必死にもがきなんとか目の前の木の洞の中に入り無事身を隠せれた、そして身の危険から脱せれた安心感からなのかワタシは死んだように眠った、それと同時にあの痛みも引いていった。



どれぐらい経ったのだろうか?

ワタシは寝る前の痛みとはまた違う痛みを感じ目を覚めた、まるで肌が焼けるように感じる痛みだ、だが寝る前のあの痛みよりかは幾分マシであの痛みが引いたおかげか体が動かせれるようになった、ただ洞に入ろうとして腕を酷使したせいなのか腕が少しばかりズキズキする。


ワタシはとりあえず洞から出て周りを見渡した、辺りは朝になったためか明るくなっており、今まで聞いたことのないような鳥の囀りが聞こえた、そしてワタシはワタシの足下の見た、そこには見たことのある植物と見たことのない植物があり、見たことのない形と動きをした小型哺乳類もいた、色々な所を見て回ってところ他にも見たことのない節足動物、見たことのない爬虫類、見たことのない両生類、見たことのない魚類がいた。


ソレらの8割2分は見たことのある生物と似ており、特徴からしてソレらは見たことのある生物の亜種と推測できるもの、何科が推測できるできるものなどだった。


ただ残りの1割8分は、前肢と後肢があるのにもかかわらず、グライダーのように滑空のためではなく鳥の羽のように飛ぶために動く羽が生えているトカゲ、木彫りの小動物のような姿の植物で根を張らずまるで意識を持っているように自ら動きその上直接動植物を摂取するが、中身はとてもあのように動けると思えないような普通の植物のような構造をしたもの、その他にも奇異なものがたくさんあった、あとソレらの生き物に近づくと不思議なことに朝からある焼けるような痛みが強くなることもあった。


ふとワタシは昨日の夜の獣の鳴き声を思い出したよくよく考えると、アレも聞いたことのない鳴き声だった、それに熊よりも声が低かったため熊よりも大きい可能性がある、見つかったらただでは済まないかもしれない、そのためワタシはできるだけ早く下山又は安全な人里に向かうためそして一刻も早くこの孤独感から解放されるため、ワタシは急いで山を登り始めた。



どれぐらい歩いたのだろうか?

標高が高くなったためか気温は低くなり寒くなり、もう日が落ち始め烏が集まり始めている、当たり前のことだがずっと歩き続けていたせいか疲れきた、それにワタシは裸足でありそのせいで足の裏がとてつもなく痛い、いつ麓や人里がよく見える見晴しのいいとこを見つけれるのかと考えながら歩いていると日の光で山吹色になった山小屋を見つけた。


その山小屋は宿泊施設や休憩施設のといったものではなく読んで字の如くただ山にあるだけの小屋で煉瓦でできていた、そして周りには何もなくただただそれがぽつりと建っていた、よく見てみると表札のようなものがあり近づいて見ると“Atravessarrio“という文字又は記号が彫られていることがわかった、これが何を意味するのかはわからないがおそらくこの小屋の名前だろう。

とりあえずワタシは中に人がいないか確認するため扉を叩いた、だか返事は返ってこなかったそのためワタシはゆっくりと警戒するようにドアを開けて小屋の中を見た、そこには地に付く程長い髪をもち薄汚れた茶色と灰色の襤褸切れを纏った巨大な人物がいた、ワタシは人がいた驚きとその人物の不気味な身形と雰囲気への恐怖と人と出会えた喜び、などの様々な感情が入り混じった叫び声を出した、だかそれはすぐに落胆の声に変わった、何故ならはその人物がいたのは鏡の中でありワタシが見た人物はワタシ自身だったのだ、それに気づいたワタシは孤独感で発狂しそうになった、それから暫く経ち一旦落ち着いたワタシはその小屋の中に入った。


中は薄暗くそして凄まじい量の埃がまっていて玄関は土間で草鞋が置いてあり床は木でできておりその上に畳が敷かれていた、小屋の中心には床に組み込まれた囲炉裏とそれに付属する道具がありその右側には檜の帳面入れと本棚があり囲炉裏の左側には畳まれた布団と文机そして囲炉裏の後ろにはあの忌々しい姿見鏡があり、全て夥しい量の埃がついていた。

歩きっぱなしで疲れていたワタシはすぐさま布団が埃だらけであることを気にせずそれに寝転がった、そのときワタシはあることに気付いたそれは朝からあるあの焼けるような痛みが少なくなっていることだ、具体的に言うと朝はまるで照り焼きにされているような感じだったが今では夏の日に焼かれているような感じだ、ワタシは少し休んだあと囲炉裏で何かを燃やして灯と暖をとるため、ワタシはここにはない一般的な燃料である炭や薪の代わりになりそうな枝を探しに玄関にある草鞋を履き小屋から出た。


外はとても寒くもうすっかり暗くなっていたが空には落ちかけていた日の代わりに綺麗な満月がありそのため何も見えないわけではなかった、取り敢えずワタシは木の枝を拾うため小屋の周辺の地面を月明かりを頼りに探し始めた、暫くするとワタシは地面に落ちている白い物を見つけた、それは硬く長かった、そしてそれに似た物を木の枝を拾って集めているうちに多く見つけた、ワタシはそれの正体が気になりいつの間にかワタシは枝を拾わなくなりその白い物を探し始めていた、そのうち夜も更けたころワタシは知るべきではなかった白い物の正体を理解してしまった、結論から言うとその白い物の正体は人骨だった何故そう断言できるかと言うと酷く損傷したヒトの髑髏があったからだ他にも骨盤なども残っていた、ワタシそれが何か理解した時震えが止まらなかったこれは恐怖によるものだろうか?いや違うこれは人に会えたことへの喜びによるものだ、おそらくあの山の小屋の住民だと都合よく解釈しその骨を小屋に丁寧に枝を持っていない方の手で持ち持ち帰っていった、いや送っていったと言った方が正しいだろう違いない。


ワタシは小屋に戻り中心にある囲炉裏に小枝を置き囲炉裏小屋の本棚の上にあった火打石と麻紐を使い火をつけた、そしてワタシは明るくなった小屋の中を改めて探索した、左側にある文机の棚の中には3枚の紙があり一つ目は顔の似た2人の若い女性が描かれたとても写実的な絵、おそらくこの小屋の住民とその血縁者だろう、二つ目もさっきのと同じぐらい写実的な絵で、騎士の服装をした人物が描いてありなぜかワタシはその人物に見覚えがあるような気がした、もしかしたらワタシのことを知っているかもしれないと思い下山したらこの人物を探すため降りるときに持っていくことを決めた、三つ目の紙は

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Querida irmã


Como vai?

EU vou morrer em breve

Mas fique positivo

Além disso não diga a seus pais porque my pais choram

Desculpe irmã


De sua irmã

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と書いてあったがあいにくワタシはこれが読めないだが、おそらく手紙だろうと考えれる。

そして次にワタシは鏡を調べたが少しばかり曲がっているせいで鏡に映るものが本来の大きさよりも大きく見えるようになっていた、ワタシはその鏡で自分の姿を見たワタシが着ている茶色と灰色の襤褸切れはどうやら汚れたせいでこんな色になってるようで、元は鮮やか紅と純白のさぞかし綺麗な服だったのだろう。

その次に帳面入れを調べた中にある帳面の一部には何かを計測したであろう数字が書かれていた、本棚にはびっしりと本があるが全く読めないので内容はわからなかった、そして小屋の中を一頻り探索したワタシは明日に備えて眠った。



朝起きたワタシは火をつけっぱなしにしたことを少し後悔した、何故なら小屋の中が灰まみれになってしまったからだ、だが後悔してももう遅いと考え気持ちを切り替え昨晩見つけた小屋の主人だったであろう彼女の遺骨を埋めに外に出た。

外は昨日の夜と同じぐらい寒く日は今さっき出てきたようだ、ワタシはすぐに小屋に戻りたい気持ちを抑えながら小屋の隣に火箸で穴を掘り彼女の遺骨を埋めた、そして墓に刺す為の板を探すことにした、それから15分くらいたった時なのだろうか?ワタシは木の板は見つけれなかった、だがワタシはそれ以上のものを見つけれた、それは見晴らしの良い崖だそれにちょうどそこから西の方向に麓と大きな街が見えた。


最終的に木の板を見つけれなかったワタシは彼女を埋めた場所に板ではなく木の枝の灰を盛った、彼女の墓を作り終わったワタシはすぐさま山を降りる準備(とは言っても騎士の服装をした人物の絵を持って行くだけだが)を早く済ませ一晩世話になった小屋と小屋の主人であろう彼女の墓に礼を言い小屋を後にし街に行く為ワタシは西に向かった。

お読み頂きありがとうございます。

恐れ多いことですがこの作品に誤字脱字または文法的な誤りがあればコメントでのご指摘をお願い致します。

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