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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

変革する者

作者: 弦巻夜市

初投稿です。

色々と不備があると思いますがご容赦ください。

今日も今日とて変わらぬ日常が過ぎていく…


自分の力だけで何が為せるわけもなく

ただただ惰性で続くこの無意味な日々があの時を境にこんなことになると誰が予想しただろうか…


――――――――――――――――――――――――



俺はいつものように高校に行くために道を歩いていた。

特に都会というわけでもなく田舎というわけでもない「お前の高校どんなところにあるの?」と聞かれれば答えるのが地味に大変で是非ともそんな質問はして欲しくないような場所にある高校にいつものごとく向かっていた。

今日は1番行きたくない異能実技と異能能力分析があるから是非ともサボりたいのだが行かないと親がうるさいので仕方なく向かっている。

どうせ体を動かしたりしたくないんだろとか思われたくないので訂正しておくが、別に体を動かすのは嫌いじゃないし、なんならスポーツは好きな方だ。まぁ今のご時世()()()()()()のスポーツなんて誰が見るかよとか言われる時代ではあるのでそういうところも憂鬱だ。

なんで俺が嫌がっているのかわかったと思うが、俺は異能能力に関する科目だから嫌なのである。


ここ100年でこの世界は大きく変革した。

人類に進化と呼んで差し支えない変化が起こった。ある日突然異能能力に目覚める人が現れ、そこから連鎖的に異能能力者が増えてきたと言われている。

このことについてはあまり詳しくわかっておらず、

なぜ異能能力者が現れたのか?

これは今人類における最大の謎となっている。

この異能能力はまさに千差万別で災害規模の被害を出せるものから神秘を起こすもの人それぞれの個性が如実に現れるなんとも神様が()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ように感じるほどに様々だ。

今現在誕生する人類全てにもれなく異能能力は目覚めるが、異能能力者が現れ始めたときは異能に目覚めなかった人もいるらしい。この辺については考えるだけ無駄なので考えることを放棄している。


ちなみに俺の異能能力はちょっとした自分の描いた未来の通りに物事をある程度誘導できるというものだ。割とその日によって誘導できるかできないか変わるのでかなり不便である。ただこれに人の行動が絡むとこの能力は一切発動しない。だからあの子に告白されたいと願っても叶わないのだ。このことを知ったときこの能力まじ使えねぇとか思ったことは仕方のないことだろう。


「よっ!朝から辛気臭い顔してんな!!神野司(かんのつかさ)!!」


「うっさいわ!!!!後フルネームで呼ぶんじゃねぇ!!」


こいつは同い年の伊勢原勇人(いせはらはやと)小学校からの付き合いでなんだかんだ高校まで同じになってしまったやつだ。小学校が同じということは家ももちろん近いわけでこうして登校中に会うこともしばしばある。


「で、なんでそんな辛気臭い顔してんだ?」


「今日異能科目あるからなぁ…」


「お前本当異能科目嫌いだよな!俺はハッスルできるし好きだけどね!」


「お前の能力はそりゃ爽快感あっていいだろうよ…俺の異能のなんと地味で使えないことか…」


「地味なのはそうだけどお前の能力が使えないとか言ったら、色々な人に怒られるぞ?」


「地味とかいうなし、自分で言うのはいいけど他人に言われると腹立つな」


「相変わらず難儀な性格してんな」


そんな他愛もない会話していると時間というものはすぐすぎるものであっという間に高校に到着してしまった。


「今からでも帰ろうかな!」


「馬鹿言ってないでさっさと行くぞ!遅刻ギリギリなんだから!」



今日も退屈な日が始まる。










お読みいただきありがとうございました!


まだ続きは用意しておりません。

ただ反響がよければ続きを書きたい思っているので、続きを読みたいと思ってくださった方がいれば今後とも感想等に書いていただけるの励みになります。

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